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投資顧問会社で失敗した体験談

 株探の25日線マイナス乖離銘柄は79。昨日よりやや増えました。単純に上昇軌道に乗りませんね。淡々と眺めます。
 本日は買いサインは出ませんでした。明日買う銘柄はありません。

 ご紹介する銘柄がないので、また失敗談をします。
 投資を始めたばかりの頃、いろんな情報に目移りしました。
 いろんな宣伝を見ていて、「ひょっとしたら、これでうまくいくかも」と期待することが多かったのですが、中でも最も扇情的というか、派手な宣伝文句を並べる投資顧問会社の会員になりました。

 どんな宣伝文句だったか具体的に書くと特定されそうなので、やめておきますが、「特別な情報ベンダーと契約しているので、一般人が接触できないトレーダーと情報交換している」みたいなことを会員に言っていましたっけ。あんなの金さえ払えば、誰でも契約できる端末なんですがね。
 また、スイングトレードのはずなのに、日中に日足の変化を見て売買の判断をしていました。
 前場で損切りを求めてきた直後に反転して、結局は売り推奨したタイミングが底。そこから一気に急上昇したことがありました。
 私は、それをきっかけに退会を決意しました。

 先程、評価サイトでこの会社に関する感想を見てみたら、「誇大広告」「ロスカットばかり」みたいなことが書かれていて、批判的な声が多いですね。私も同意見です。

 投資顧問会社の全てではないですが、この業種は「焼畑農業」と呼ばれることがあります。
 こういう会社は、広告に力を入れ、初心者の会員獲得を狙います。推奨銘柄が外れようが、解説が的外れであろうが関係なし。
 結果、ある時期になると退会者が出ます。
 しかし、株式投資には毎年、新規に参入する初心者が現れます。
 そして、その中には一定の割合で新たに加入してくれる人(=つまり、以前の私のようなカモ)が含まれます。

 というわけで、こういう会社は悪評を気にしないというわけです。
 ネット情報を集めるのも面倒くさいと思うど素人(=しつこいですが、以前の私です)が存在する限り、存続できるわけです。
 まさに、原野を焼いて一回生産が終わったら、別の土地に向かうというわけです。

 まあ、私は授業料を払ったと思って納得していますが、皆さんは引っかからないようにしてください。

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