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ブライアン・メイのカーリーヘア

QUEENのコンサートの写真を家族に見せていると、衝撃の一言が。

「ブライアン・メイって、髪の毛パーマにするの大変そう」

何をおかしなことを。と笑いました。

「何言ってんの、ブライアン・メイの髪の毛は天然じゃないの」

と言うと、家族は「えー、絶対パーマ当ててるって」と言う。

疑いもしなかった。ブライアンのカーリーヘア。ブライアン・メイといえばカーリーヘア。

そういえば、子供が幼い頃、カーリーヘアの外国人を見ると
「ブライアンメイだ」
なんて言っていた。QUEENオタクの母親を持つ弊害が…。


今更ながら、気になってきました。

ブライアン・メイのカーリーヘアは生まれつきなのか?もしそうでなかったらあの髪型を維持するのって大変そうですよね。あのカーリーヘアを作り出すには相当細かいロッドで巻かなきゃ無理だと思うのだが…。


…で、気になって調べてみました。

ちなみに、Wikipediaのプロフィールのブライアンがこちら。

20代後半〜30代前半。
30代後半〜40代前半
現在のブライアン。


どの時代も見事なカーリーヘアである。カッコいいですよね。

ちなみに、レッド・ツェッペリンのロバート・プラントはどうなんだろう?ZEPファンの方もさぞかし気になっているはず。

手持ちの書籍や写真集の、ブライアンの子供時代を遡ってみると。

…なんと。

少年時代のブライアンは、カーリーヘアではありませんでした。少年時代、恐らく10歳くらいのブライアンは、ふんわりとはしているが、くるくるではない。

短髪だからカールが出ていないのかな?と、デビュー前の写真を見てみましたが、これまたカーリーヘアではない。

19歳のギターを持ったブライアンは、短髪でボリュームたっぷりの前髪を揃えて、よく見ると少しうねっているかな、という程度のヘアスタイルです。デビュー当時のビートルズのような髪型である。ブライアン・メイと書いてなければ誰だかわからない。

22歳のブライアンは、少しこんもりとしています。ジャクソン5時代のマイケル・ジャクソンの髪型のボリュームを落とした感じ。

23歳のブライアンは、肩までのがっつりカーリーヘアになっていました。

この間に何があったのか?

その後は、どの写真もカーリーヘアが定着しています。


ブライアンのカーリーヘアについての仮説として。

【その1】生まれつき天然パーマであったが、幼い頃はそこまできつくなく、大人になるにつれてカールしてきた。

【その2】もともとカールしていたが、自分の好みに合わず、もしくはコンプレックスなどからストレートっぽく押さえつけていた。が、ある時吹っ切れた。

【その3】月に一度パーマを当てている。


どれかな?

そういえば、パーマといえば、「自由への旅立ち(I Want to Break Free)」で女装していたブライアンを思い出す。ブライアンの女装は髪の毛にロッドを巻いていたのだった。あえてロッドを巻いていたのは、ファンへのメッセージなのか?(そんなわけない)

謎は深まるばかり。


はい、どうでもいいQUEENファンの疑問でした。すみません。

「自由への旅立ち(I Want to Break Free)」のQUEEN。
左から2番目がブライアン。