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令和5年度空き家対策モデル事業7

NPO法人かみのやまランドバンク/株式会社ローカル・インキュベート*

この資料は、山形県上山市における「移住・起業人材/事業シードの発掘を行うチャレンジ拠点創出事業」に関する報告です。以下の内容が含まれています。

事業概要:

移住・起業を促進するための拠点を設け、チャレンジキッチンや宿泊施設を中心に活動を展開。不動産業者や建築士、かみのやまランドバンクと連携して、空き家バンク物件の利用を含めた起業や独立支援を行う。

取組内容および成果:

連絡協議会の設置: 上山市役所や地元金融機関などとの連携を図り、計6回の会議を実施。

起業人材/事業シード発掘調査: 専用サイトやSNSを活用して広報し、起業セミナーを5回実施。6名の起業希望者のヒアリングを行った。

用途リサーチ事業: 旧・風月堂を活用したヒアリングを8名に対して実施し、要望を収集。また、公共スペースの用途に関する協議も行った。

空き店舗等調査: 30件の店舗を調査し、そのうち2件を新たに流通可能物件としてリストアップ。

事業者情報:

事業を実施したのは「NPO法人かみのやまランドバンク」と「株式会社ローカル・インキュベート」。これらの団体は地域の不動産情報や移住マッチングを行い、起業希望者を支援する役割を果たしている。

このプロジェクトは、公民連携による地域活性化を目指し、空き家や空き店舗の有効活用を通じて、起業支援や移住促進に貢献しています。

解説

この取り組みは、地域活性化と起業支援に向けた公民連携の重要な一歩として評価できます。広報活動や起業支援のための調査、空き家の活用など、多岐にわたる活動が実施されました。しかし、参加者や成果の数が少なく、実効性や持続可能性についてはまだ課題が残ります。特に、広報や参加者の増加に向けたさらなる戦略が求められます。全体としては、今後の改善が期待される取り組みです。

出典元URL

https://www.vmi.co.jp/.../akiya_model/list/r05/theme1.html

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