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〜虎に翼〜 なんで私ばっかり……!は辛い。

どうも。
こりーぬ、です。
初めての方も、また読んでくださってる方も
ありがとうございます。

今日の『虎に翼』ですが、
私が想像していた最悪の事態は
とりあえず回避されていたので
ほっとしました。

それでも、
虎ちゃんの机に資料が山積み!
その上、母校から講演の依頼があって
引き受けたりしてて……
何度もいいますが、
虎ちゃん、
あなたは妊婦なんですよ!

講演直前に、
やはり母校に来ていた
甘味好き裁判官の桂木さんと顔を合わせて
顔色が悪いことを指摘されてしまい
強がる虎ちゃん。
でも、ついに貧血で倒れて気を失ってしまい
気づけば医務室の天井が見える。

講演は、穂高教授と桂木さんが
何とかしてくれていたけど、
教授に妊娠していることを打ち明けたら、
子を産み育てることに尽力しなさいと
親切心で勧める教授とギクシャクしてしまう
虎ちゃん。
「雨だれ岩を穿つ、って言うだろう?
君がたとえ辞めても、いづれまた次の世代が出てくる」
「私は雨だれですか?私は岩を砕きたいんです!」

もう私一人なんだから、
私がやらなきゃ。
(私の勘違いで中山さんも弁護士辞めてたらしい)
後輩たちの為にも、ひとり残った
私がやらなきゃ。

そういうことで頭がいっぱいになってる
虎ちゃん。
遅くに帰ってきた優三さんと
事務所で貰ってきた飴を
前回、優三さんが言ってくれてたのと
同じこと、
「二人で美味しい物、食べましょう」
ふたりだけでこっそり飴の甘さを楽しむ
夜のひととき。

でも、そんな笑顔の裏で
虎ちゃんは、
「私だって、この人と穏やかに過ごしたいのに」
「なんで?
わたしばっかり。」

そんな思いが生まれてしまっているのに、
とっても心当たりがある私。

最初はやりたくて
楽しくてやっていたことなのに
いつのまにか、
一緒にやっていたはずの人たちは
いなくなってるか
手伝ってくれていないようにみえて、
「なんで?
わたしばっかり。」

『やってるんだろう』
『やらされてるんだろう』

こういう思いが湧き上がってきてしまうと
もうどうにもできないんです。
どうにかしたいけど、
泥の中に足を突っ込んだように
なかなか抜け出せなくなってしまう。

実はわたし、現在進行形で
こういう思いに囚われているので、
ちょっと胸がイタタタタタ……

ところで、
虎ちゃんのお兄さんに赤紙が来て
出征してしまいました。
この人、いつもフラグ立ててきたんですよ。
微笑みながら肩を叩き、
「俺はわかってる。」
そして、その後に口にすることは
いつもちょっと違うんです。
ズレてるっていうか?

今回も出征する時に
「俺にはわかる。虎は元気な男の子を産む」
それをきいた虎ちゃん、
「お兄ちゃんがそういうなら、女の子だね」

お兄ちゃんの奥さんは
虎ちゃんの女学校時代の親友の花江ちゃん。
お兄ちゃんとは恋愛結婚で、
出征する時、
二人は抱き合って涙を流して
別れを惜しんでいて。

見送りの人たちの前でそんなことするなんて
当時では考えられないことです。
近所のおじいちゃんも窘める大声を上げたけど、
隣のおばちゃんに止められてた。

この時、お兄ちゃんは
抱きしめた花江ちゃんに
「俺は必ず帰ってくるから、子供たちを頼む」
って囁くんですよ。

もうね、これまでのフラグの立て方からして
お兄ちゃん、帰ってこないんじゃないか、
って、視聴者だけでなく
本当は花江ちゃんも過ぎったんじゃないかなぁ。

そして、いつも弁当を一緒に食べていた
轟にも赤紙が来ていた。
彼は弁当を食べ終わって、そう告白すると
「だから、俺は司法を極めたかったが佐賀に帰る。
佐田、これから男たちはどんどん兵隊に取られていく。
お前に仕事が山のように降りかかってくるぞ」
それだけ言って、さっさと行ってしまう轟。

この時、よねさんも一緒にいたんだけど、
虎ちゃんに
「私もいるから。お前はひとりじゃない」
って言ってくれて、
虎ちゃんが過剰に気張ってしまうのに
ちゃんと気づいてくれてるの
アツいな、ここの友情!と思いました。
ああもう!よねさんを
試験に受からしてやってくれよー!
こんなにやる気ある優秀な人を落とすなんて
勿体ない!!

それにしても轟って、ホント、男だなぁ。
カッコイイよ。
そして、花岡と仲が良かったのは
同郷だったからなのか、ということに
ここで初めて気づく私でした……

最後に、穂高教授が事務所を訪ねてきて、
虎ちゃんが事務所に内緒にしていた
講演依頼の時に倒れたことをバラしてた。
まあ、体調悪いのを黙っているのはよくないので
これでいいと思うんだけど。

穂高教授はあの時のやり取りについて
謝りにきたらしいので、
明日は、その辺りがどう進展するのか
興味津々です。

そういえば、前回の虎ちゃんの妊娠が判明するシーンから
男性は国民服に変わってました。

配給点数がスーツ一式の半分ということもあって、
だんだん物資が減ってくる戦争後半になると
通年で礼服にも使えるという
これが増えてきたらしい。
因みに女子にもこういうのあったそうだけど
浸透しなかったんだって。

もんぺを履けば、
着慣れている着物も使えて
配給点数も食料の方に回せるって考えた人が
多かったんじゃないのかな。
それに第一、お洒落じゃないよね。

そういえば、よねさんのスーツは
大学入学からずっと同じなんだけど
彼女の服は痛んだりしなかったんだろうか。
新しいのを手に入れるとしたら
今更、女性っぽい服は着ないだろうから
国民服を選ぶのかなぁ。

では、また明日。
もうすでに『かも』と言わなくなってるあたり
すっかり『虎に翼』の虜です。





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