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「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」二話感想

はじめに

一話で奉仕部メンツのキャラ紹介と導入が終わったってことで、次は二話感想です。私的、二話のざっくり感想は「前半はいい」って感じです。
早速、ストーリーに沿って語っていこうと思います。

Aパート

「動物は基本、群れるものである。」
と一話同様に八幡のひねくれ語りから始まります。

そんなふざけたレポートを書いたせいでまた平塚先生にお呼ばれ。そしてレポートについて一悶着の後、平塚先生にある質問をされます。

「君から見て、雪ノ下雪乃はどう映る?」

それに対して八幡は「嫌な奴」とマイナスイメージで答える。
これは八幡の本心でもありますが、八幡とは正反対である雪ノ下雪乃の人間性を認めたくない気持ちもあるでしょう。

2-Fの教室にて

お昼時、教室の中に張り詰めた空気が流れる。

はっきりとしない由比ヶ浜結衣の態度に三浦優美子がかみつきます。

三浦の「じゃあ、あれ買ってきてよ、レモンティー」からの「は?ちょ、何それ?」の落差やべぇ。井上麻里奈さんちょーやべぇ。
俺ガイルの脇役って実力派のベテラン揃いなんですよね。

そして、この女子同士のギスギスした雰囲気がめっちゃいい。現実でも、普段教室をうるさくするのは男子だけど、結局クラスの雰囲気を支配するのは強い女子って感じではありませんでしたか?このリアルさがまたいい。

三浦にかみつかれて怯む由比ヶ浜結衣に、見かねた八幡が立ち上がります。しかし、三浦の威圧に八幡も怯む。八幡弱っ

そんな中、雪ノ下雪乃が登場、三浦優美子を問い詰めます。それを葉山隼人が仲裁し、その場はいったん落ち着く。葉山に話しかけられ、分かりやすく嫌な顔をする雪ノ下雪乃。多分、何かあるんでしょうねー

由比ヶ浜結衣の様子を見て、何かを察した雪ノ下雪乃は「先に行くわね」と教室を出る。こういう細かいところに雪ノ下雪乃の優しさを感じます。

三浦との会話の機会を得た由比ヶ浜結衣は、"自分の性格のせいではっきりとしなくてごめんね"という趣旨の話をグダグダ喋ります。そういうところだぞ、、、。
ただ言葉にならないけど、三浦やクラスメイトのことも大切に思っていることは伝わります。由比ヶ浜結衣が奉仕部の中だけではなく、クラスでの交友関係がきちんとあるというのもポイント高め。

その由比ヶ浜結衣のセリフで
「ヒッキーとかゆきのん見てて思ったんだ。周りに誰もいないのに、楽しそうで、本音言い合ってお互い合わせてないのに、なんか合ってて」というのがあります。

三浦にヒッキーやゆきのんって言ってもわからんだろ(特にヒッキー)って思いますが、そんなおバカなところが由比ヶ浜結衣らしい。
このセリフに、由比ヶ浜結衣がこの二人の中に入っていけない寂しさが見えます。だからこそ、一話の「なんか、楽し”そう”な部活だね」という、第三者から見たようなセリフがあったわけですね。んー、細かい。

そして、三浦との話が一段落着き、教室を出る由比ヶ浜結衣。八幡と鉢合わせて2、3言交わします。
その最後のセリフ「今更遠慮するわけないでしょ。」は、弱い自分からの脱却と奉仕部へ加ろうとする由比ヶ浜結衣の決意が表れてますね。

Aパート終

Bパート

語ることなし。

まとめ

一話では八幡の機転により依頼解決に至りましたが、八幡にも解決できないこともあるとわかる。また、前半で「嫌な奴」と称した八幡が言い訳できない程に、雪ノ下雪乃の信念が強かったという回でした。
Bパートに関しては、材木座というキャラの存在と、八幡はライトノベルにも知識があるオタクなんだなってのがわかっていればいいです。

最後に

雪ノ下雪乃の強さと、由比ヶ浜結衣の決意が見えるそんな回でした。これで二話の感想は終了です。ありがとうございました。


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