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「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」四話感想

一つの山場である三話も終わり次は四話。
四話の私的ざっくり感想は「一番分かりやすい回」って感じです。
三話まではかなりギャグを拾っていきましたが、四話からは大事な部分と個人的に大好きな部分しか拾っていきません。なので、四話の感想はかなり短いです。

さっそくストーリーに沿って語っていきます。

アバン

八幡の妹の小町登場。
「ジャムってる?」など、朝の食卓で会話交わし学校へ出発。

自転車に二人乗りして学校へ向かっている途中、八幡は入学式の当日に事故にあった思い出を回想する。

兄妹の関係や、入学式での事故が今後のストーリー展開の重要なカギになっていきます。

Aパート

職場見学の書類について平塚先生にお呼び出しされる八幡(どんだけ呼び出されてるねん)。職場見学が自宅は草。

呼び出しで遅れた八幡が奉仕部に行くと、由比ヶ浜結衣が怒った様子で教室に入ってくる。どうやら八幡を探しに行っていたらしい。「比企谷だれ?」って聞き返されるのは悲しすぎる、、、
それを口実に八幡のメールアドレスをゲットする由比ヶ浜結衣。ちゃっかりしてる。

このメールが今回のストーリーになっていきます。

由比ヶ浜結衣のもとに一通のメールが届く。それを見た由比ヶ浜結衣は苦い顔で、雪ノ下雪乃の質問にも曖昧ではっきりしない様子。それをネタに、雪ノ下雪乃にディすられる八幡。

そんな会話も終わった最中、奉仕部に葉山隼人が相談しにきます。葉山の依頼とは、由比ヶ浜結衣にも届いたチェーンメールの事態の収拾です。

その状況を聞いた雪ノ下雪乃は事態の収拾のために犯人捜しをしようとする。そして、チェーンメールの原因を職場見学と予想して、奉仕部と葉山の面々は動き出しました。

Aパート終

Bパート

由比ヶ浜結衣により犯人をしぼり、八幡と由比ヶ浜結衣はクラスで調査を開始します。

友達である三浦優美子と海老名姫奈に相談しにいく由比ヶ浜結衣。
しかし、由比ヶ浜結衣は包み隠さずドっ直球に質問してしまいます。それに対して、三浦は「そういうのってあんま良くなくない」と注意する。
三話まであれだけ嫌なやつに見えていた三浦ですが、自分の思ったことをはっきり言えるのはいいところですね。

その後も海老名さんの腐女子が爆発し、散々な結果で由比ヶ浜結衣の調査は終了。
次は八幡のターンです。

八幡は108の特技の一つ、人間観察を披露します。(「会話しないボッチでも7割方コミュニケーションができているということである。違うか?違うな」のところ大好き)
戸塚と葉山に話かけられながら、八幡はある結論にたどり着きます。

その結論とは、「あの三人は友達の友達である」ということです。由比ヶ浜結衣の「会話回している中心の人がいなくなると気まずいよね。どうしたらいいのかわからなくて携帯いじっちゃう」というのが良い例ですね。
これは皆さん共感できるのではないでしょうか。私はめちゃくちゃ共感できます。

そんな八幡は、解決策があると三人にもちかけます。「知りたいか?」と言う八幡の顔はゲス顔そのものです。自分が優位に立てるとわかった瞬間これ、最高な性格してますね。

「葉山隼人を孤立させる」という解決策で犯人を見つけず丸く収めた八幡。八幡らしいボッチ思考な斜め下をいく解決策です。また、犯人という結論を求めすぎないっていうのもいいですね。

Bパート終

最後に

人間関係の問題をテーマにあげ、八幡がそれを斜め下に切りつける。四話は俺ガイルの一番わかりやすい形といえるでしょう。
話のオチも犯人を見つけず解決するというもので、結果を求めて考察で作品を語る人ばっかりな今の界隈には良いオチであります。

俺ガイルがこれから行っていく形を、この一話で問題提起から結論までみせる分かりやすい回でした。批判ポイントもありますが、無粋なのでやめておきます。

てな感じで感想は終わりです。読んでくださりありがとうございました。

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