茶の湯稽古場から 濃茶

(ちょっと待ちなさい!こんな薄い濃茶を練って「お服加減は?」じゃないでしょう)
(不加減で申し訳ございません。などと言うべきでは?)(挨拶は心が入ってなきゃ駄目!定番の答えなら、AIに任せれば良い)

久し振りに長々叱りました。
すると客をした人から「不加減でと言われたら、何とお答えしたら良いでしょう?」こう質問されました。

(いえいえ美味しく頂きました。とか私はこの位の加減が好きでとか、自分で考えた・感じた・言葉で返答を)と指導。

こんなやり取りをしていたら、客がお菓子を聞き忘れました。(貴女もう一つ食べたら、聞くかね~)と突っ込みを入れました。

主客の問答は、誠に難しいものです。