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御茶事の練習 1

茶友から「練習茶事をしたいので、お客さんしてくれる?」との依頼。(誰か社中でやれば良いのにー)

「それが亭主を道具好きの彼がやるので、大川さんを是非お客さんにと…」確か20年くらい勉強している人。道具好きは私にも聞こえています。

さて早速厳しい指導に、かかります。炭手前で紙釜敷に釜をのせました。作者・形などは、スラスラ答えました。

(蓋の摘まみと座金は、何でしょう?)答につまり、手が止まりました。(お客様は何をお尋ねになるか、分からないでしょう。ですから使う道具類は、徹底的に調べないとね)

こうサラリと言うと、強面60男は悔しそうな顔つき。
(よしよし、まだ序の口これからだよ!)ひそかに喜ぶ私です。