茶の湯稽古場から 椿

茶席では「椿」原則として、蕾を使います。これは一説に(明日咲く、花の命を見る)とも、言われて来ました。

さあこれが実は困った問題で…
蕾で使う為に有名な花以外は、花の姿・色が不明。名称を頼りに、茶花の
本を開かねば~

個人的には蕾を使う倣いが、残念でなりません。折角美しい姿を、見せないなんて!

一度茶会で珍しい椿を使用、床脇に開花した写真を飾りました。
これが大好評「まあこう言う風に、咲くのですね」など、好意的な言葉を、沢山頂きました。

どんな名椿でも、蕾のままは残念。
稽古を終えてから、水を代え根元を1・2ミリづつ切りもたせます。
開花した姿を社中に見せたいと、思うからです。

侘び助や唐子咲きの様に、少し緩んだ姿を使えればねー