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ポケットモンスター シャイニングパール プレイ感想

良かった点
・地下大洞窟のカセキほりを、やみつきになってしまうほど楽しめた
→カセキほりに成功すれば、進化の石・なぞのかけら・カセキ・タマ・
石像・プレートなどといったお宝がざくざく手に入るのが、宝探ししているみたいで楽しかった
・地下大洞窟のカセキほりでなぞのかけらを手に入れる必要があるものの、ハマナスパークで第三世代までの伝説ポケモン(通常特性しか持たない
ポケモン以外は、
すべて隠れ特性)を普通に捕まえられるようになった
→ただしシャイニングパールではライコウ・エンテイ・スイクン・ホウオウが入手できず、ブリリアントダイヤモンドではフリーザー・サンダー・
ファイヤー・ルギアを入手できないのは気になった
(基本的に隠れ特性持ちであることはメリットだと思うが、サンダー・
ライコウ・スイクン・ルギア・ホウオウ・レジロックのように通常特性も
優秀だったり、レジアイス・レジスチルのように隠れ特性が微妙なポケモンの場合はメリットとは言い切れないか)

そこまで気にしていない点
・剣盾と違い、フィールドでのマップやキャラクターグラフィックが
デフォルメ調になっている
→個人的にはグラフィックよりもシステム回りの方を優先しているので、
大して気にならなかった
(必要とされるスペックが低いとはいえ、あのマインクラフトもドット絵
なのに大人気なので「グラフィックが、ゲームの良し悪しを決定するとは
限らない」とは言えるだろう)
・オリジナル版同様、主人公が左利き
・第五世代以降のポケモンが登場しない
→これだけ書くと「気になった点」に入りそうだが、剣盾でも第七世代までのポケモンが全て登場しなかった上に、第四世代までのポケモンは493匹
すべて登場するので、数としては十分だと思った

気になった点
・オリジナル版同様、わざマシンが使い捨てになった上に、所持金の上限が999999円だった
・剣盾にはあった、ランクバトルがない
・タマゴの孵化にかかる時間が剣盾より遅くなっているらしい上に、
孵化を早くするシステムがポケモンの特性しかない
・進化の石を店で買うなどの方法で容易に入手できなかった上に、シャイニングパールをプレイしていたため、炎と雷の石が手に入りづらかった
・クレセリアとエムリットが、徘徊系伝説として登場した
・ポケモンの隠れ家を除き、ポケモンとのエンカウント方式がシンボル
エンカウントではなくランダムエンカウントだった
・ORASにあったハピナス道場や、剣盾にあったポケジョブ&キョダイ
コバンニャースのような物がなかったため、有効な経験値稼ぎと金策が
1日1回しか戦えないジムリーダーや、やたらと強い四天王・チャンピオンを倒す」ぐらいになってしまった
→原作に忠実なリメイクをしたらしいが「こんなところまで忠実にしないでくれ!」と思ってしまった
(剣盾の後に発売したんだから、この辺も剣盾仕様にしてもよかったはず。もしブリリアントダイヤモンドをプレイしていたら、水とリーフの石が手に入りづらかっただろう)
・ジムリーダーと再戦する際、ヒョウタ&ナタネ以外はいちいちジムの
仕掛けをクリアしなければならなかった
→プラチナではサバイバルエリアのしょうぶどころ(仕掛けをクリアする
必要はなし)で再戦できたので「プラチナよりも劣化させてどうするの?」と思った
・自転車の操作性が悪い
→ここも「下手したらオリジナル版より劣化してるんじゃない?」と思った
・スーパーコンテストショーのダンス審査
→クリアに必須ではないとはいえ、マスターランクに挑んでいる際に
「なんでポケモンをプレイしているのに、やたらと難しい音ゲーを
しなければならないのか…」と思ってしまった
・オリジナル版と違い1人でも高レベルのポフィンを作れるように
なったが、作る際にスティックを回転させる必要がある
→高レベルのポフィンを作る際には、かなり速く回転させなければ
ならなかったので、スティックが壊れないか心配になった
・剣盾同様、レベル100にならないとおうかんが使えない
・これまでのシリーズと比べたら四天王もなかなか強かったが、それすら
比較にならないぐらいシロナ(初戦含む)が強すぎた
→調べてみたら、個体値・努力値・性格および特性・道具がすべて対戦仕様になっていたことが分かったことを受けて「クリア後のやりこみなら
ともかく、ストーリー中の対戦相手をここまで強くしなくても…」と思った
(熟練者ならともかく、一般的な子供を含めたライトユーザーには厳しい
のでは?ちなみに、クリア後のやりこみの際に勝負した、最大まで強化
されたシロナのガブリアスのレベルは88だった)

総評
必要以上にオリジナル版に忠実どころか、下手したらオリジナル版より
劣化している点もいくつか見受けられた上に、スーパーコンテストショーのダンス審査やポフィン作りがやたらと難しい点なども気になった。
しかし、ブリリアントダイヤモンド/シャイニングパールの片方だけでも
4体を除く第三世代までの伝説ポケモンを捕獲できる上に、努力値振りの
仕様・後天的なタマゴわざの習得・ミント・おうかんあたりは剣盾から
引き継がれていたので、レベル50の理想個体を作るのはそこまで難しくないのは良いことだと思った。
(ただし、孵化にかかる時間や剣盾よりバトルポイントを稼ぐのが難しく
なっているのは気になったが)
今回は「良かった点」がだいぶ少なかったが、ストーリー部分が「四天王・チャンピオンがやたらと強いものの、基本的にはいつものポケモンとして
楽しめる
」だけでもそれなりに評価できる作品だと思った。
(正直言って、この点を「良かった点」にあげてもいいのではないかとは
思った)

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