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団結のドミナリアの評価の反省(白~赤)

※この日記は主にレガシー・モダンの環境を想定しています
過去にした評価: 


選定された平和の番人 前半の誤算その1
精鋭呪文縛りと比べたら戦場を離れたら能力を失う上に飛行を持たない
ものの、タフネス3なので比較的除去されにくく、手札にないカードを
唱えるコストや起動型能力の起動にも影響を及ぼせる点がけっこう評価
されたようです。
そのためか、モダンではデスタクの4割弱に2~3枚、人間デッキの半分弱に
3~4枚に採用されるなどしました。
一方のレガシーでは、デスタクでの採用率こそごく一部に留まりましたが、兄弟戦争が発売した後にTier1になったイニシアチブストンピィには
半分弱のレシピに2~4枚入るほどの採用率を誇りました。
イニシアチブストンピィの中には、精鋭呪文縛りと併用されたレシピも
見かけました。
(モダンでの採用率は全体でも1%未満でしたが、レガシーでは全体の
4%強と高めでした)

新ベナリアの守護者 初見では全く評価してませんでしたが「後援されれば占術2を行え、手札を1枚捨てれば自身はタップされるものの破壊不能を
得る、2マナ2/2の人間」である点がごく一部で評価されたようです。
そのためか、モダンの人間デッキの3割弱のレシピに2~4枚採用されていたのが確認できました。

力線の束縛 前半の誤算その2
初見でも「見た目のコストこそ6マナと重いものの、版図のおかげで4色以上のデッキはもちろん、3色のデッキにも2枚は採用されるでしょう」とまでは評価していました。
しかし、実際にはモダンのトライバルズーに必須パーツとして4枚積まれたのみならず、独創力デッキやレンアンドオムナスの半分強はおろか、
これまでは3色以下だったはずの青白コントロールの6割近くのレシピにまで「これのためにトライオームを採用してでも5色出るようにして」4枚
積まれることまでは予想できませんでした。
(レガシーでも全体的な採用率こそ1%ほどだったものの、4色出るように
した多色コントロールやカスケードクラッシュに採用されていたのが確認
できました)

セラの模範 墓地から土地を出すか、3マナ以下のパーマネントを
唱えられるのが一部で評価されたようです。
そのためか、モダンの青白石鍛冶(ソプターコンボ入り)・
モダン&レガシーのデスタクの一部、モダンのハンマータイムやレガシーのイニシアチブストンピィのごく一部のレシピなどにだいたいの場合
1~2枚(稀に3枚以上)採用されていたのが確認できました。
ちなみに、モダン・レガシー共に全体的な採用率は0.8%~0.9%ほどでした。
(なお、枠がなかったためかヴァラクートには入らなかったもよう)

一時的封鎖 初見での「軽いパーマネントを並べてくる相手用のサイド要因にはなりそう」だと判断したのが当たったかどうかはわかりませんが、
実際にはモダンの白いデッキの1%強のレシピのサイドに1、2枚採用されていたのが確認できました。
(モダンでは青白コントロール・サヒーリコンボ・タメシブルーム・
スケーブシフトなどと、結構色んなデッキに採用されていました)


アカデミーの伝承師 前半の誤算その3
初見では「能力でカードを引くのは相手が先なものの、コスト増加のおかげで呪文を唱えるのを抑制してくれる」点と構えるタイプのデッキとの相性をある程度評価していました。
しかし、先に1ドローされた後に対処されたらアド損になる上に、
構えるデッキにこれを入れる枠はなかったためか、モダン・レガシー共に
採用実績はありませんでした。

霊気の媒介者 前半の大誤算その1
初見では1/1飛行の生成・自身か土地以外のパーマネントのバウンス・
1ドローのいずれかができる「3マナ」「2/1の」「人間」である点を評価
して、モダンの人間デッキやカスケードクラッシュ、アルーレンや
レンアンドオムナスあたりに入りそうだと思っていました。
実際には、アルーレンには9割弱のレシピに1、2枚採用されたものの、
反射魔道士や厚かましい借り手・力線の束縛などが存在するためかモダンの人間デッキには一部しか採用されなかったほか、レンアンドオムナスや
カスケードクラッシュには1つも採用されたレシピがありませんでした。

第三の道の創設 前半の大誤算その2
初見ではⅡ→Ⅲと動けば、一気にライブラリーを削れるかもしれない点を
評価して「モダンのライブラリー破壊デッキに2、3枚入れても良さそう」とけっこう評価していました。
しかし、Ⅱ能力が弱い上に、Ⅲ能力も墓地に狙い目のインスタント・ソーサリーが落ちてないといまいちだったのか、実際にはモダンのライブラリー
破壊デッキにすら約1割のレシピに2枚ほど採用されたに留まりました。
自分の墓地を肥やせるのがごく一部で評価されたためか、採用レシピ数だけみたらレガシーの青赤Delverと同じぐらいでした。
(とはいえ、こちらはお試し採用といった感じで1枚差しされていた感じ
でしたが)

傲慢なジン 青赤ストーム自体がほとんど結果を残していないためか、
モダン・レガシー共に採用実績はありませんでした。

衝動(モダンのみ)前半の大誤算その3
初見ではコントロールデッキで高い採用率を誇りそうだと思ってましたが、調べてみたら既に存在する対抗呪文・表現の反復・差し戻しなどを
押しのけてまで採用されるほどではないと判断されたように見えました。
そのためか、実際には青トロンの1/3ほどのレシピに(プレイヤー数だけ
見たら
ごく一部)2枚ほど採用されるなどした程度に留まりました。

連携探索 前半の大誤算その4
初見ではキッカーなしの2マナでインスタントタイミングでの定業、
キッカー込みの3マナで定業からのマナ加速を行いやすい点を見て
「青を含むモダンのランプ系のデッキには4枚入れてもいいかもしれない」と評価していました。
しかし、マナ加速をするならラガバンを受けられる1マナの樹上の草食獣、
2マナの成長のらせんで十分だったためか、モダン・レガシー共に
採用実績はほとんどありませんでした。
(毎ターン土地を伸ばすだけなら、レンと六番の+1能力を連打するだけでもできるのも向かい風だったか)

ヴォーデイリアの呪詛抑え 前半の大誤算その5
初見の時点でもロード能力&瞬速と、マーフォークを生け贄にしての
非クリーチャー呪文への不確定カウンター能力を見て「コントロール・
コンボを見るなら複数入れてもいい」とは評価していました。
しかし、2マナシングルシンボルの瞬速持ちのロードということで
コンバットトリック・不確定カウンター呪文としても使える点がかなり
評価されたためか、実際にはモダン・レガシーのマーフォークデッキに
メインから基本パーツとして4枚積まれていました。


影の予言 前半の誤算その4
全体的な採用率こそモダンですら1%未満でしたが、力線の束縛のために5色にするようなデッキならかなり強く使うことができるためか、実際には
モダンで不屈の独創力の約5パーセントほどのレシピに2枚ほど採用される
などしていたのが確認できました。
(理由は分かりませんが、兄弟戦争が出てからはほとんど見かけなくなってしまいましたが…)

黙示録、シェオルドレッド 前半最大の誤算
初見では「誰かがカードを引かなければ仕事をしない、4マナの
クリーチャー」である点が気になったため、全く評価してませんでしたが、
・相手がドロースペルを使うなどしてカードを引くか、相手のドロー
ステップを迎えるかすれば、最低でも2点ライフロスさせることができる
・自分がドロースペルを使うなどしてカードを引くか、自分のドロー
ステップを迎えるかすれば、最低でも2点回復できる
・コンボデッキに入れる場合、相手が除去を抜いてきそうだと思ったら
サイドインして、墓地対策を始めとしたコンボ対策を無視してこれ1枚で
勝つことも可能
(暗黒の儀式と組み合わせれば2ターン目に出すこともでき、グリセルと
組み合わせれば山札を引ききることすら可能なのはかなり評価できるか)
以上の点がかなり評価されたためか、実際にはモダンではヨーグモス医院の1/3ほどのメインかサイドに1枚、ジャンドの1/7ほどのレシピのメインに2枚採用されるなどしていました。
暗黒の儀式が存在するレガシーでは、最後の審判デッキの7割強のレシピのサイドに2枚(稀に3枚以上)、黒赤リアニの2割強のレシピのメインか
サイドに1枚、ヘルムコンボデッキの7割強のレシピのメインに2~4枚採用
されるなどしていました。
(ちなみに、採用レシピ数はレガシーの方がモダンの方に2倍弱ほどの差を付けていました)


巨竜戦争 前半の誤算その5
初見では小型クリーチャー対策のⅠ能力、手札入れ替え用のⅡ能力、
4/4飛行を出せるⅢ能力を見て「赤単ストンピィの採用候補として
上がりそう」だと評価していました。
しかし、鏡割りの寓話の壁が厚かったためか、モダン・レガシー共に
採用実績はありませんでした。

静電式歩兵 2マナということもあって初見では全く評価してませんでしたが、トランプルを持つ上にインスタントかソーサリーを唱えるたびに
+1/+1カウンターを乗せられるためか、実際にはモダンの赤単果敢の36%のレシピに3枚入ることが多かったのが確認できました。
(赤単果敢自体は、全体の1%未満しか存在しませんでしたが…)

ラーダの扇動者 前半の大誤算その6
初見では「版図のおかげで赤1マナ払って5/3として使いつつブロック制限をかけられるかもしれないので、ガンガン攻めるタイプのトライバルズーには2、3枚入れても良さそう」と評価していました、
しかし、素のタフネスが1な上に縄張り持ちのカヴー・ニショーバの喧嘩屋の壁が厚かったためか、モダン・レガシー共に採用実績はありません
でした。

ランドヴェルトの大群率い 前半の誤算その6
初見ではロード能力と死亡時のリカバリー能力を持つ点を見て
「ゴブリンデッキには1、2枚採用していい」とは評価していました。
しかし、実際には自身の能力がかなり評価されたためか、モダンのゴブリンデッキの8割弱のレシピや、レガシーのゴブリンデッキの4割弱のレシピに
4枚積まれていたのが確認できました。

塵と化す 前半の大誤算その7
2マナのソーサリーであるためやや使い勝手が悪いと判断したため、
初見では全く評価してませんでした。
しかし、アーティファクト破壊とエルフ対策をこれ1枚で行えるためか、
実際にはレガシーの青赤Delverの1/7弱のレシピや、イゼットドラゴンの
1/6強のレシピのサイドに1枚(稀に2枚)採用されるなどしていたのが
確認できました。

怪しげな統治者、スクイー 4マナ&墓地のカード4枚追放で墓地からも
唱えられるためか、レガシーの赤単プリズンの1/6強のレシピに1~2枚採用されたほか、モダンのゴブリンデッキの1/5強や赤単プリズンの3割弱の
レシピにも1枚採用されるなどしていたのが確認できました。

正直言って、評価していた段階では黙示録、シェオルドレッドがレガシーのコンボデッキのサイドに入ることなんて思いもしませんでした。
(それどころか、活躍することすら思いつきませんでした)

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