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Pokémon LEGENDS アルセウス プレイ感想

良かった点
・今までの本編シリーズと違い1種類しかソフトが存在しない上に、
つながりのヒモも登場や進化アイテムの仕様変更のおかげで、
1つのソフトだけでポケモン図鑑を完成させることができた
→とはいえ、1つのソフトだけでポケモン図鑑を完成させられないこと自体がおかしいので、これ自体は当たり前だと言えるか
・今までの本編シリーズと違い、進化させるタイミングを自分で選べるようになった
→これまではLvが上がった時などしか進化できなかったが、今作では条件
さえ満たせばLv100のポケモンすら好きなタイミングで進化させられる
ので、いっぴき道に挑むときなどに便利だと言えるだろう
・全てのメイン任務をクリアした本作のデータがあれば、BDSPの方で
アルセウスを手に入れるために必要なてんかいのふえが手に入った
→全てのメイン任務をクリアするのは大変だったが、それを満たせばSwitchとBDSP1つずつだけでアルセウスを量産できるのは大きいと言えるか
伝説のポケモンですら、ある程度削った後でハイパーボールを投げれば
さほど苦労せずに捕まえられるほど、捕獲難易度が下がった気がした
→こうなったのは、伝説のポケモンをすべて捕獲しないと全ての
メイン任務をクリアできないからだろうと思った
・アクションRPGであるためか、野生のポケモンに気づかれないように
ボールを投げることによって、バトルせずにポケモンを捕獲できる可能性ができた
→この仕様のおかげで、飛距離の長いボールを使って遠くから野生の
ポケモンを捕獲できた時は、なかなかの爽快感を感じた
・フィールド上で回収した素材を使い、クラフトを行うことでお金をかけずに各種ボールやきずぐすりはもちろん、げんきのかたまりも量産できた

良いところも気になるところもある点
・今作のダメージ計算はこうげき&とくこうの数値よりもわざの威力の方が重視されるためか、どんなポケモンでも二刀流をしやすいのはいいが、
ラムパルドのような攻撃特化のポケモンには不利になってしまった
→そのため、ハピナスと戦うフーディンのいっぴき道では、めいそうを
積んで特殊技ではなくドレインパンチで殴り、グライオンと戦う
オオニューラのいっぴき道ではビルトアップorめいそうを積んで
はかいこうせんを撃たせるのが最適解だと思った
(本家と同じダメージ計算なら、フーディンやオオニューラでのいっぴき道クリアは断念したかも)
・廃止された個体値&努力値が、後から好きなだけ上げられるがんばレベルに変更されたのはいいことだと思ったが、シンクロがないので狙った性格のポケモンを手に入れるのが難しいのは気になった
→畑を発展させれば畑からミントを入手できるものの、入手するまでに
手間がかかる上に、狙ったものが手に入るとは限らないので…
(調べた結果、ガンバリのいわやガンバリのいしはLv50以上orオヤブン
ポケモンを逃がせば手に入ることが分かった。ちなみに、オヤブンハピナスを逃がした際には確実にガンバリのいわが手に入った)
・ポケモン1匹ごとに存在するいっぴき道は、結構なレベル上げやガンバリシリーズのアイテムこそ必要なもののかなり歯ごたえがあっていいと思ったが、ケムッソ・コロボーシ・ピチュー・ピィ・マネネ・ミツハニー・
ライチュウ・リオル・ロコンあたりは少しだけ理不尽の域に突っ込んでいる気がした

気になった点
・ピカブイ同様、特性や道具、タマゴ孵化システムが存在しなかった
→タマゴ孵化システムがないせいで「他作品から持ってきたor進化後の
ポケモンにタマゴを産ませ、図鑑完成やアルセウス産のポケモンの入手に
貢献してもらう」ことができなかったのが、個人的にはかなり痛かった
(とはいえ、今作にはメタモンが存在しないのでタマゴ孵化システムが
あったとしても恩恵は小さいが)
トレーナー戦に勝っても賞金が手に入らないなど、全体的に金策の手段が乏しかった
→そのくせして、シュウゾウによるポーチ拡張にはとんでもない費用
(最終的に1枠100万円)がかかるので…
・今までの本編シリーズと違いアクションRPGである上に、外伝作品な
せいか通信対戦が存在しなかった
→ストーリー中でもトレーナー戦はあるのだから、通信対戦はあっても
いいのでは、と思った
・夜になると少し明るく光るため探しやすくなるとはいえ、(エリアごとの残数こそ分かるものの)どのともしびを集めたのかが記録されず、
分かりにくい場所にあるものもあったせいで、攻略本に頼っても
ともしび集めが難しかった
→USUMのヌシール集めと違い、ともしび集めをクリアしなければ
ミカルゲを捕獲できず、全てのメイン任務をクリアすることができないのが厳しかった
・どのアンノーンを集めたのかは記録されるとはいえ、アンノーンを28種類集めるのもなかなか難しかった
・登場するポケモンの種類が242種類と、近年のピカブイを除いた過去作と比較してだいぶ少なかった
・トレーナー戦のような複数のポケモンと戦う場合、最後まで生き残った
ポケモンにしか
経験値が入らない上にいれかえルールもないので、最初に
出したポケモンを生き残らせるのが難しかった
・すべてのメイン任務を達成するために必要な黒幕からのギラティナ2連戦と、最後のアルセウス戦の難易度が歴代最難関といえるほどだった
→元から高難易度を売りにしているゲームならともかく「ポケモンシリーズの本編がここまで難しくていいのだろうか…」と思った
・サブ任務の1つ「ブイゼルの背くらべ」をクリアするために大きい
ブイゼルを捕まえる必要があるが、捕まえられるかどうかが運に左右
されるものだった
→そのせいで、この任務をクリアするのを断念した

総評
ポケモンシリーズ初のアクションRPGであるためか探索や捕獲の自由度が
高かった上に、個体値&努力値ががんばレベルに変更されたおかげで
性格以外の厳選が必要なくなったのはいいことだと思った。
しかし、タマゴ孵化システムがないため図鑑完成が難しくなった上に
金策の手段が乏しい、いれかえルールがないため最初に出したポケモンを
生き残らせにくい、登場するポケモンの種類が242種類と少なめ、狙った
性格のポケモンを手に入れるのは難しいなど、気になった点も結構あった。

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