生物学における「呼吸」について

日常において、「呼吸」は気体を口から入れたり出したりすることを示す。(ダースベイダーみたいな)
しかし、生物学においては「呼吸」は全く異なった意味で用いられる。

「細胞内で酵素を利用して有機物を分解し、このとき取り出されたエネルギーを用いてATPを合成するはたらきを呼吸という。」(改訂版 生物基礎 数研出版)

このような例としては他に、物理学における「仕事」がある。
学問において、特定の語が日常語彙とは違う意味で用いられる事象に注意が必要だと感じる。
日常語彙のイメージに引っ張られ、そのイメージを持ったまま学習を進めことは、適切な理解の妨げになる。

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