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HUNTER CITY 進撃のWEEK Day1!「自分・企業理念の作り方」

先日、ふとした瞬間に
「あ、起業するの、今だ!」と思い立った私。

クラシック歌手から司会業に転向し、司会だけで十分食べていけるようになったのが30代半ば。
「このまま司会のドンになってやる!」とがむしゃらにマイクを握っていた。

…それがコロナで一変。声を使う仕事がすべて無くなる。
運よく先駆けてオンラインで教える仕事をしていたため、コロナ禍も何とか生き抜き、さらに事務局代行を個人で始める。

歌手から司会に転向したのも、コロナを機にオンラインの仕事どっぷりになったのも、事務局代行業を始めたのも…全部、「オファーがあったから」。
自分では考えもつかないような仕事が、相手側からやってきて、いつのまにか天職に…

と、前置きが長くなりましたが。
はじめまして。畑井千絵と申します。
関西一円で司会・歌手&ヴォイストレーナー・事務代行をしています。
事務代行業で起業しようと考えていたある日、戸村光さんと出会い、
昨日から進撃のWEEKに参加しています。

Day1は「自分・企業理念の作り方」

「あらゆる荒波に直面した時にこそ自分の軸が必要」
「理念のない会社で働くというのは、ハンドルのついていないバスに乗り込むようなものだ」
「企業理念をつくり、人から選ばれる存在になろう」

という戸村さんの言葉を聞いて。

今やってる仕事、全部人からのオファーに乗ったもの。
自分軸、はてどこに??
もしかして私、ブレブレ!?

…という若干の不安を抱きつつも、
本日のワークを進めていきました。

自分史をふりかえる

ワークではまず、自分史を振り返ることで
自分の考え方や行動の特徴を明確化していきます。

常に前を見て突っ走っていくタイプなので、
恥ずかしながらこれまであまり自分のことを振り返った経験がない私。
新鮮な気持ちで幼い頃からの記憶を紐解いていきました。

◆3歳 幼稚園に入る前 一人で家出て大冒険

自分の中で最も古い記憶がコレ。
一人で家を出て、踏切を越え、徒歩15分以上の駅前のスーパーに行き、
近所のおばさまを見つけてチョコをねだった。

→とにかく、一人でお出かけが楽しくて仕方なかった!
怖さもゼロ。私がいないため警察まで巻き込んで大騒ぎになっていたと、あとで知ってビックリ。

◆15歳 中学3年生 フルートで進学したいが…

家族に音楽経験者ゼロ、楽器をやりたくても家族に反対されっぱなし。
やっと念願かなって習ったフルートにハマり、高校も音楽科に行きたいと師匠に相談したら「その楽器じゃ進学は無理。良いのを買ってもらって」と。お年玉は毎年全額母に渡しているし、楽器を買えないかと母に尋ねた結果…
「そんなん使ってもうないわ。あの時うち火の車やった」

→自分のやりたいことがあるときは、とにかく
「まずは自分で何とかしないといけない!」と強く思うように。

◆16歳~18歳 高校時代 歌の内弟子に

高校には東京芸大出身の元バリトン歌手の先生がいた。
「お金ないけど歌の道に進みたい」と訴え、必死に気に入ってもらうよう頑張り、なんとか無償でレッスンしてもらえるように。

→タダより高いものはなく、とにかく気に入ってもらわないとレッスンしてもらえない。やれることは何でもやった。閉ざされた道を開くのに必死の3年間。

◆大学一校目・二校目~音楽事務所時代

高校卒業後、教育大の音楽専攻に進む。高校時代の刺激的な日々と比べて刺激の無さに驚く。先生を育てる学校だから、選ばれる演奏ではなく「良いところを見つける」が主。これではモノにならない、と家族にも内緒で芸大受験をする。

こっそり受けた芸大に念願かなって進学。
歌の仕事で学費を稼いで卒業するも、ハードワークがたたって声をつぶし、
卒業後は音楽事務所の中の人に。
さらに司会者が足らず、歌から司会に転向。

→声が出なくなって裏方に回ってみると、実はマネージメントが楽しいことに気が付く。がむしゃらに自分の道を突き進んできたが、そこから派生する仕事に変わることは、決して逃げではない。周りからのオファーはむしろ客観的に合う仕事を教えてもらっているんだと実感。

◆2020年~ コロナ禍 働き方の変容

司会者として脂が乗ってきた頃にコロナで全部仕事が無くなる。けれどもオンラインの仕事がコロナで大流行り。オンラインに進出してコロナ禍を生き抜く。事務局代行も始める。
アフターコロナの今、司会者の仕事はまだまだ少ないが、反面、司会者の対応力が他の仕事に活きることに気が付く。

→今まで起業をしたくても、これはいける!というアイデアは出てこなかった。そんな中、実際に自分が司会者でありながら事務代行をしたところ、想像以上に喜ばれ、事務代行業での起業を思い立った。


経営理念の抽出・方向性の把握

自分史のふりかえりの次に、経営理念の抽出として、
戸村さんの示す64のワードの中から、自分がビビっとくるワードを5つ選びます。

私が選んだのは…
「自分らしさ・挑戦・変化・仕組み・貢献」

これらを、自分史の出来事と紐づけていきます。

【自分らしさ】
幼い頃に一人でスーパーに行った経験から…
「自分の思った通りに感じたらよいし、
思った通りにやりたいことをやってみよう。」
これが幼い頃からの自分の考え方・行動の核。

【挑戦】
お金もないし、普通なら音楽に進むなんてとてもムリ。
「でも道は切り拓けばあるよね」と頭と身体で突破する。

【変化】
自分の道をがむしゃらに突き進んできたけれど、
求められれば柔軟に変化することを怖がらない。
それが良い結果につながると確信している。

【仕組み】
こうすれば自分に仕事が来る、という方法を数々の現場で学んだ。
今度はそれを仕組み化して、より求められる人材・企業を育てていきたい。

【貢献】
仕事において、どちらか一方ではなく、
仕事を依頼する側・仕事を請ける側、双方が喜び、幸せな関係を築けるように。

理念設計

選び出した5つのワードすべてを使い、
心がときめく状態を文章で表します。

私はこんな文章になりました。

「自分のリサイタルよりも、
名もない一歌手として、結婚式で二人のために歌う」
それが私の喜び。自分らしさ。
様々な挑戦をしてきた。
その経験を糧に、変化を恐れず、
求められる力をつなぐ仕組みを創る。
つないだ双方が、より幸せになるよう貢献したい。
それが私の原動力。

自分・企業理念


ここから導かれる自分・企業理念は…
「求める側・求められる側、双方が幸せになるように」


自分史をふりかえるワーク、じっくりと取り組んでみて、
自分の軸が見えてきました!

自分の求めるものは、やっぱり自分に訊いてみないとわからないと実感!!
良い気づきが出来まして、戸村さん、富谷さん、HUNTER CITYの皆様方に感謝です♪
明日からのワークにもじっくりと取り組んでいきたいと思います。

#進撃のWEEK


















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