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初めての心療内科。母不眠になる・・・

 少し前の話になりますが、いろいろ重なる時期があって、「布団に入っても眠れない」「夜中に何度も目が覚める」「夢なのか起きているのかよくわからない感覚」に襲われる時期がありました。

 これまでストレスや考え事をしていて「眠れない」というのはありましたが、不眠が連日続くというのは初めてでした。
 
 たぶんいろいろ重なったからかなと何となく思うのですが、今何が一番ストレスなのかと言われると自分でもわからなかったです。そして、なんでこんなに疲れているんだろうと、こんなに弱かったっけ?と自分を責め始めていました・・・

 今考えると、不眠になる前から「頻回な頭痛」「疲れが取れない」「休みたい」という思いはあって、週末になると体調を崩したり、出かける楽しいイベント前になると気分が悪くなっていました。

 わかってはいたのですが、何となくやり過ごすしかない、そんな思いでいたと思います。仕事はそれなりにできていましたし(たぶん)。

 ただ不眠が続くと、頭痛がひどくて、常に乗り物酔い状態な感覚になっていて、食べたくても気持ち悪くて食べられない、横になっていたい、運転していても乗り物酔い状態、子どもが甘えてきてもイライラ・・・そんな自分を責めるという悪循環に陥っていました。

 これはまずい、とりあえず眠れるようにならないと、と思い、初めて心療内科を受診しました。

 心理士であっても、自分のココロや身体とうまく付き合っていくことは難しいようです・・・ストレスマネジメント研修の講師をさせて頂く方なのですが、自分のこととなるとうまく立ち行かなくなる・・・

 子育てもそうですが、理論がわかっていても、こういうことが大事だとわかっていても、簡単じゃないし、時にはダメとわかっていてもやってしまう。

 受診した診療内科のDr.はとてもいい先生で、話を的確に聴いてくれました。「自分はどうやらいろいろ焦っていたようだな」と気づかされました。
睡眠導入剤をもらったことで、「眠れなかったら飲めばいいから」とお守りをもらえた気がして少し安心しました。また、何かあったら自分自身のココロや身体について相談できる場ができたことも本当によかったです。

 心療内科って、一般的にはちょっと抵抗があるかなと思うのですが、自分自身を見つめなおしたり、気持ちや考えを整理したり、いろんな気づきが得られます。

 そして子どものことをいろいろ相談する場は自然と出てくるのに(相談するしかないという状況も含めて)、自分自身のことを相談する場って自分から見つけにいかないとないものです。根底に、自分のことは自分で解決するものだからと、思い込みが働いていたり、過度に自分を律したり、時間がないからと後回しにしたり・・・

 ちょっと立ち止まってみる、一息ついてみる、離れてみる、のひとつとして、一人で立ち行かなくなったら病院も含めた相談機関を頼る!ありだと思います。

最後に付け加えて・・・
 発達障がいの特性をもっていたり、ちょっとクセのあるお子さんを育てている保護者の方は、子育てという仕事において、いろいろと負荷がかかりやすいと思われます。家庭での関わり方に苦労する、集団生活でうまくやれているか不安、学習面、生活面の心配がつきない、そして将来どうなるんだろう・・・と、現在における不安+将来への不安 が重なってしまいストレスとなってのしかかってきます。
私自身、子どもが年齢を重ねても常に子育てに悩んでいるなぁと思っています。

 だからこそ、自分がしっかりしなきゃという決意だけではなく、長く子育てに向き合っていくためには、休憩や自分自身のセルフケアが必要。
そう思って自分を甘やかす時間を積極的に取ってほしいなと思います。

 最後までお付き合いいただきありがとうございました!


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