見出し画像

2024/01/05 誰だって否定されたくない

能登半島地震が起こり、「被災地を思うこと」「募金」くらいしかできないなと思っていたところ、FBで発見した。

自分も津波を避けるために避難した友人の坂本ゆみこさんの団体の主催のオンラインセミナーが本日開催され、参加費が「能登半島地震 緊急支援募金」になるということを。

早速申し込んだ。

内容はエグゼクティブコーチの林健太郎氏の著書「否定しない習慣」のトークイベントだった。本は買っていたが積読していたので、大急ぎで読んだ。うーん。なかなか面白かった。
(さすが11万部!)

ネタバレにならないように少しだけ感想を書くと…

カウンセリングもコーチングも基本は大事。
しかし、20年くらい前に習ったことも、
「本当にこれでいいのか」と考えて、
進化&深化させていくことが必要だと思った。

しかし、なかなかこれができない人が多い。
プロフェッショナルとは、これができる人なのではないか。

真のプロフェッショナルとは、
敢えて、自分で「私はプロです」と言わない。
他者から「あの人はプロですから」と言われて本物だと思う。

人は誰しも否定されたくない。
一番否定されたくないのは親かもしれない。
だから、子育て中の方に売れるのではないかと思う。

また、著者は「否定しないための技術ではなく、習慣だ」と言っている。
テクニックについても書かれているが、事例が分かりやすい。

私は自分では否定していないつもりでも、無意識に否定しているかもしれないということに気づき、
「そんなNO否定な生活ができるのか?」なんて考えながら、最後まで読んでいたが、「終わりに」に書かれた「リカバリーアテンプトを伝えたかった」ということでほっと救われた。

「リカバリーアテンプト」について、著者はこのように述べている。

起きてしまったこと、つまり過去を振り返っても何も変わらないのですが、「これから先」、つまり未来は私たち自身が選んでつくることができる。そのきっかけを自らつくることを指します。

「否定しない習慣」林健太郎著

私は「聞き方」においても、否定しないできくことの大切さは説いているが、この本の実際に否定してしまった後、リカバリーをどうするかについて書かれた部分に読みごたえがあった。

拙著「超・聞き力」とリンクする部分もあったので、
よかったら読んでみてください。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?