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アロマデローサ 24/1/14 レース展望

京都12R 4歳以上2勝クラス 芝1400m 西村淳・55

有力馬解説

ケイデンシーマーク

4歳 8戦2勝
ここまで京都阪神で6戦5好走。京都はさらに良く、2走前は①に完勝。前走で即通用の力も見せた。鞍上も好相性で、名門の血に名門厩舎。

オードリーバローズ

4歳 6戦2勝
前走は内回りの多頭数で外枠。クラス2走で慣れが見込め、得意の京都で逆襲も。

ペイシャフラワー

4歳 14戦2勝
ここ3戦は掲示板外も前走は0.5差。今回は久々にCW調教を挟んだ効果に期待。

予想オッズ

⑩(ケイデンシーマーク)2.6倍、⑤(アロマデローサ)2.8倍、①6.8倍、⑦7.4倍、⑨13倍、⑥18倍、③④28倍、⑧42倍、②100倍

レース展望「ブランク懸念で」

あれ?久々に見たなこの馬という方のために

前走の記事が22年になる。自分の所有馬の中では一番長い休養。桜花賞出走は夢に消えたどころか一年を棒に振る形となってしまった。
更新で右トモの歩様が気になり、獣医師に見てもらったところ外側の蹄が挫石しているとあったのが昨年の1/20。一旦膿を流してから、そこを蹄が埋めてくれるのを待つため、ひたすら空港でトレッドミルで運動量を確保するという日々。9月に坂路入りを開始し、しがらきから声をかかるのを待つ日々。ようやく12/20に移動したらしがらきはスルーして直接トレセンに入厩した。

11月末にXで空港に行った方のポストを見た。その段階では年内移動、2月レースという予定だったようで、復帰は早まったということになる。

実は一叩きではという説

阪神JFでイーガンJから「距離はこのくらいで」と言われた。この時は桜花賞路線を目指すというのは明白だったという部分は考慮すべきだが、実績から見ても1400か1600が適距離なのだろう。その点小倉は薄い。中京では3/17に熱田特別があるが、重賞のない第三場では騎手の確保が困難か(10の岡崎特別はハンデ戦で、1年以上休養馬は出走不可)。
そうなると京都、阪神になるが、3/10に天神橋特別がある。世代牝馬限定とはいえ、G1で4着の実績がある阪神1600mでレースがあるのだから、そこに照準を絞るのもありではないかと考えていた。

しかし、2月に行われる同条件は2/18になるので、この後に連戦は難しい。そこで、一番間隔の空くこのレースを叩いてが本線ではないだろうか。そういう深読みをしてしまう。
また、キンシャサノキセキ産駒は一度スランプになると長引く傾向にあるらしく、今回の休みでリズムが狂ってしまう可能性は否定できない。2歳時の実力を維持(+4歳だとそれ相応の成長が必要)出来ているのだろうか。

臨戦に不安は?

今回、一番気がかりだったのは蹄に不安がある中での調整だったが、これまでの調整通り坂路で調整し、1週前の追い切りだけCWで騎手騎乗で行っている。本数が少ないのは不安だが、そのくらいだろう。調教を飛ばしているわけでもない。
相手関係では①と⑩が強力だが、この2頭が内外極端な枠に入ったのはプラスか。④がハナで、そこから離れた2番手で内というのが理想。⑧は行ける脚はないだろうし、⑨が半馬身差で外にいて、⑩がその後ろくらいが理想。
鞍上も西村淳ならそう差はない。福永、イーガンに比べれば一枚落ちるのは確かだが、はっきり言って現在の短期免許騎手はあまり良くないだけに、川田がいないレースならば騎手力で見劣ることはないだろう。

三冠牝馬にしてJC2着。今年の主役を張るリバティアイランドから0.5差。これがかなり独り歩きしているようにも思える。実際、2,3着馬はその後未勝利、5着馬も3勝Cで全く通用していない。それでも陣営は「2勝クラスにいる馬じゃない」と強気だ。久々のレースはその証明になるだろうか。

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