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アロマデローサ 22/12/11 レース回顧

阪神11R 阪神JF 2歳牝馬G1 54・イーガン 2枠4番 13番人気4着

レース概要

好スタートから思い切りよく先団へ。外回り新設以降最速級のハイペースで流れる中でも手ごたえ良く進み直線へ。直線⑨が異次元の脚を見せ交わされる。粘り強く進むも、内から③、外から⑬に捉えられ4着。

レース回顧

まずはアロマデローサ、イーガン騎手、池添調教師はじめスタッフの皆様、お疲れさまでした。
一応世間的には人気薄の激走という捉えられ方になるのでしょうが、崩れた前走で不当に人気を落としたというか、2戦2勝のレコードホルダー、鞍上Cデム、内枠有利がミエミエの馬場だったら20倍程度になっていたんだろうなと。
前走で控える競馬をしてリズムが悪かったことから先団につける、というのは狙い通り。①がスタートダッシュを効かせるのも予想通り。②が突っ張って来て、最内を取れなかったですがまあ範囲内でしょう。それ以上にラッキーだったのが隣に⑤がいたことか。外にいる馬は結構折り合いを欠いて前に進んでいく馬が多かったのですが、⑤が間にいることでつられることなくスムーズに運べているようでした。そうなると馬群の中になってしまうのですが、そこはメンコか、ここまでのリズムか、良好な馬場状態も手伝って嫌がることもなく進めていました。
ハイペースとはいえ、内枠で好スタートからここまで来たので、外枠から先行していった馬たちに比べると多少は楽。特に2ハロン目でしっかりやり過ごし脚を残せたのは大きかった。これで4角からギアアップ。⑫が一杯になって遠心力で左に振られて、スペースが出来たのも幸い。しかし、合流地点では⑨の脚色が違いすぎて。そこからは如何に凌ぐかという展開でしたが、インに拘った2頭(特に⑬は出遅れて腹をくくったんだと思います)に交わされてしまいという結果。

それでもよく頑張ったと言えるでしょう。3角で6番手以内で1桁着順はこの馬と逃げた①のみという前崩れの決着だっただけに。
正直、好走要因は外部にも求められて、完全なイン有利馬場だったのと、有力どころが外に固まって凡走したこと。それと、人気薄決着するG1は低レベル説もあるだけに、真価が問われるのは3歳になってまだ出て来るであろう馬たちとぶつかってからでしょうか。
あ、それでも⑨は別格だと思います。

次はどうする?

陣営は何とか桜花賞をというつもりみたいですが、それは当然。
今回で中4週をこなせることが分かっただけに、チューリップ賞で連対→桜花賞→NHKマイルというローテが出来れば理想ですが・・・。

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