グリザマリア 22/10/5 レース展望

大井6R 世田谷うままち賞 サラ3歳以上,C2-9組・10組 1600m 笹川・54 8枠11番

有力馬解説

ブレイヴサウンド。和田騎手とで9戦連続4着以内と好調だったが、矢野騎手に代わってさらに前進し3戦で2勝2着1回。放牧明けでまだ本来の出来にはないものの、相手関係も楽になり好枠で逃げ濃厚ならいきなり。
ノーブルガルフ。中央からの転入初戦。ダート適性を陣営は疑問視しているが、ダートを走った2戦はそこまで負けていない。むしろ中央での入着実績を信じる手もあるが、鍵は4か月の休み明けか。
ガニュメデスレイ。ここ2戦は特別戦、1800mで健闘。条件が緩和され、勝ち鞍のある距離に戻っての期待。うまくさばければ。
シュッシュ。前走で見違えるような走りで勝利。ここまでコンスタントに使われようやく結果に結びついた。この勢いは侮れないか。

予想オッズ

①(ブレイヴサウンド)2.6倍、③3.8倍、⑦5倍、⑪(グリザマリア)6.5倍、②11倍、⑤13倍、④16倍、⑫20倍、以下100倍以上

レース展望「末脚は通用し」

前走ではそこそこスタートを決めると、向こう正面から一気に進出。4角では先頭に並びかける勢いも、後ろにいた馬に突き抜けられて、結局前の馬も交わし切れずに3着。敗れはしたもののコーナーで外を回るロスがありながらタイム差は0.4と新たな形で奮闘を見せた。
そして季節は10月に移り新格付けの季節。グリザマリアはC2の格付けを受け、古馬との戦いに挑む。南関競馬はクラスが細かく分かれているため、比較が難しいのは確かだが、格上相手にやっていた⑦や、勢いのある①と3歳勢の戦いと見るべきか。このクラスの古馬で連続して賞金を積み上げる馬はそうはいない(オッズから見る期待値もかなり差がある)と思われるだけに、厳しい組に入ったと言えるだろう。
逃げ馬が①のみという構成も厳しい。2,3番手以降が横に連なる展開だとその後ろにいる当馬は外を回す必要がある。逆に、馬群にならないと外枠の利は出てきて、スムーズに押し上げることは可能。そのためには⑦の横につけるのがベストか。
雨は問題ないだけに、他の馬が苦にするようならプラスに取れる。味方につけたいところだ。
ふと気づいたのだが、古馬は賞金を持っていないとこのクラスにいられないこともあって、グリザマリアと今回が中央からの転入初戦となる③以外は全て連対経験がある。もちろん5着以内で賞金が手に入り、クラスも賞金に合わせているため、連対しないことが悪いわけではない。それでもモヤモヤしてしまう。今回こそはしっかり結果を出したいところだ。


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