グリザマリア 22/6/6 レース回顧

大井3R 3歳104万下 ダ1600m 笹川・54 7枠7番 3番人気3着


レース概要

本馬場入場後に2頭の放馬、さらにゲートインが進んだ後に⑨がゲート内で暴れて競走除外。遅れに遅れたレース。
スタート後から進みが悪く、前有利の内回り不良馬場で致命的なダッシュの悪さ。結局前からは距離が出来た6番手でコーナーへ。なんとかそこから進ませていき、3,4コーナーで4番手へ。
この時点で前2頭とは決定的な差が生まれており、何とか3番手、そこからラスト300m近くで伸びてきて⑩を猛追するも、届かず3着に終わった。

レース振り返り

先月のオークスで、輪乗りの状態でひたすら待たされると、馬によって様々な反応を見せるというのが(悪い意味で)多くの人に認識された中、今回は放馬+ファンファーレ後、ゲートに入ってからまた出て、再度やり直しという展開。
レースを見て5秒後には、(あー、気が抜けちゃってる)とわかるレベルで全く進んでいかず、笹川騎手がひたすら押していた。
そこでスピードに何とか乗せつつも、1,2コーナーで内に入れて押し上げた技術は流石。結局向こう正面で外に出すものの、しっかりロスを低減出来ている。
この馬場では失速していく馬もおり、それらをパスしていくものの、結局促してもなかなか進んでいかず苦しい態勢。スピード上位だけにコーナーでは4番手から③を捉えるもも早めに仕掛けた2頭とは大きく離されてしまう。
しかし、直線大きく膨れた直後、体勢を立て直して数完歩すると急にばっちりと動けるようになり、ラスト100mになると失速した⑩を猛追も、前半の差は埋められず2馬身まで詰め寄るのが精いっぱい。それでも上がり1位をマークし、力は見せた。

レース感想

まずはグリザマリア、笹川騎手、中道調教師はじめスタッフの皆様、お疲れ様でした。
レース後のコメントにあった通り、発走前のゴタゴタが完全に悪影響でしたね。気持ちが切れてしまったというのは本当に合点がいきました。
正直、大本命の⑩が、隣が空枠になったことで何かしら影響してくれればいいなくらいに思っていたのですが、まさか自分の馬のほうとはね。
前有利と言える馬場状態とは言えないくらいひどい不良馬場でしたが、特に苦にすることがなかったのは収穫と言えるでしょうか。

次はどうする?


ここ2戦、しっかりと掲示板、人気通りの着を拾えているだけに、この組では力が上。それだけに噛み合わないのがもどかしいですが、昨年の番組を見ると、次の開催でも昇級はなく、さらに未出走もいないクラスになりそうです。次こそは。


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