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テルツェット 22/7/31 レース展望

札幌11R クイーンステークスG3 芝1800m 池添・56 1枠1番

予想オッズ

⑩(ウォーターナビレラ)2.9倍、②4.0倍、①(テルツェット)6.8倍、③8.0倍、⑥13倍、⑫15倍、⑧16倍、④22倍、⑤26倍、⑭30倍、⑬36倍、⑨48倍、⑪60倍、⑦65倍

レース展望「昨年再現可能」

まずは前走の振り返り。昨年とは違う余裕をもった臨戦で挑めたVMではあったが、大外枠で痛恨の出遅れ。これで流れに乗るという最初のミッションすら出来ず。ここから4角で大外を回しながら加速していくものの、内も伸びる馬場でもあり、勝負に参加できず、上がり3F最速という記録のみ残して13着であった。

そこから昨年と同様にクイーンステークスへ。臨戦で違いがあるのは、昨年は天栄→函館(調教)→函館(レース)だったのに対し、空港→函館(調教)→札幌(レース)となるところ。空港って千歳なんだから函館に輸送する意味?という気もするが、それだけウッド調教が大事なのだろう。多分。
昨年に対して、今年は勢いがないのは確か。それでも3戦しかしていないし、エリ女は距離、中山牝馬はハンデと距離損、VMは大外と展開と、要因は確かにあり、それでいてエリ女は2着馬と0.4差、中山牝馬Sは0.2差、VMは2着馬と0.5差なので、そこまで負けているわけでもない。去年のVMが2着馬と0.7差なので、メンバーを考えると能力落ちはほぼないと見ていいだろう。
ただ、昨年は55キロで、直前の一雨によるペースの乱れと、ルメール騎手の見事な立ち回りで接戦をものにしたというもので、そこから1キロ増えると勝ち切れないというイメージは強い。また、3歳トップクラスの馬が52キロで出てきたのもやはり懸念材料。それ以外も昨年に比べてややメンバーの質は高いか。
ちなみに、最内枠に関してはそこまで心配していない。コーナー半径が大きい札幌だし、馬群を苦にもしないし、基本何でもできる池添騎手だし。むしろ、逃げるであろうローザノワールを目標に出来る分好都合か。
ここから先は、適条件に大きなタイトルがないため、1つでも勲章を増やす方向だろう。大崩れは考えにくいが、それ以上に、まずはゲートの心配を解消することか。まともに出た昨年同様なら、チャンスはある。


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