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グランテレーズ 23/12/17 レース展望

阪神3R 2歳未勝利 芝1400m

有力馬解説

ディーエストッキー

レッドスパーダ産駒
先週今週と動き良く、休養効果がうかがえる。松山J継続騎乗だが、崩れた前走が重馬場。天気には注目。

フォルテローザ

サトノアラジン産駒
未勝利で小倉2歳S挑戦。しかも5着に好走して見せた。新馬戦も上がり最速をマーク。1ハロン延長をこなせば。

アレンジャー

リアルスティール産駒
やはり芝向きと証明した前走。連戦だが、連闘で3着、中1週で2着と問題なし。調教師のコメントも強気だ。

その他

グランテレーズと同じ新馬で2着のグローブアマランスは実践向き。

予想オッズ

⑬(ディーエストッキー)2.7倍、⑩2.9倍、⑦4.5倍、③7.4倍、④10倍、⑫26倍、⑮46倍、⑪(グランテレーズ)60倍、以下100倍以上

レース展望「実戦経験して」

前走は先行し、最後は甘くなっての5着。騎手、調教師から前向きなコメントも聞かれたが、まだ成長途上という印象も受けた。
成長を促すために放牧かと思われたが、ここで陣営は続戦を選択。中2週で阪神戦に挑むことになった。
疲れ云々は現場にいる人間ではないので分からない。中2週の2本追いと、一応水準と言える調教はこなしているので、コメント通りピリッとしているのなら、疲れよりも使った効果が高いので、この選択は正しかったと見るべきだろう。
また、鞍上はムルザバエフを起用してきた。契約馬主がクラブオーナーなので、優先起用されたのだろう。実際、今年は春2ヶ月+冬2週間で22勝、勝率連対率では関西でも松山らと同水準である。特に新馬戦は9戦5勝と圧倒的な成績である。難点とすれば牝馬、芝の道悪は成績が芳しくないところで、牝馬はしょうがないので、道悪にならないことを祈りたいところだ。

1週前追切では先行して馬に突いてもらう形、今週は併走する形で調教を行っているように、戦法も定まっていない中で試行錯誤している状況ではある。その中で、調教師が後ろから抱えてもというコメントを出しているように、流れ次第では控える形も想定していそうだ。ムルザバエフ騎手はメインで(外回りではあるが)芝G1の騎乗を予定している。予定では芝のレースはメイン前に3鞍なので、きっちり研究材料にしたいところだろう。直線はある程度外に出すのではないか。
正直、この時期でも未勝利戦は力の差がはっきりしている構成になるので、一団になるケースは少ないだろう。この時期の馬に相手を出させないタイトな競馬を出来ることは少ないし、ましてマークされる立場でもない。枠も踏まえてそれは叶いそう。

この日は、中京で1400mの牝馬限定があるが、中央場所の混合にぶつけてきた。ムルザバエフJが乗れるのなら当然の選択ではある。それだけに、その実力を見せて、いいクリスマスプレゼントを運んでほしい。

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