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文章の基本の基文法を再勉強

WEBライターは、
読者にとってわかりやすい文章を書かなければいけません。

そのわかりやすい文章を書くためにいくつかテクニックがあるのですが、

その中で次のテクニックがあります。
・主語と述語は近くに置く
・修飾語と被修飾語は近くに置く

このテクニックを見たとき、私はよくわかりませんでした。
修飾語、被修飾語、接続助詞がなんなのか、
具体的にわからなかったからです。

文章を書いていく以上、さすがにそれでは不味いので、
今回は文章の基本の基である文法について学び直してみました。

文法について

文法とは、辞書で調べますと以下になります。

1 文章を構成するきまりや規範。また、文章を書く上でのきまりや書き方。
2 言語を構成する諸要素の間にみられる法則性。また、それを分析・記述する研究。ふつう、単語・文節・文などの言語単位について説かれるが、さらに語構成・文連接・文章構成などの問題についても扱われることがある。

goo辞典

文章のルールや決まりのことを文法と言います。
この文法通りに書かないと文章として成り立たないので、
読者や聞き手は理解できないあるいは、理解しにくくなります。

WEBライターにとって、
正しい日本語の使用、わかりやすい文章を求められますので、
文法に則って書くことが大切です。

文節について

一つの文章の中で、「ネ」や「ヨ」を入れて意味をこわさずに区切ることができます。その区切ったものを文節と言います。

文節の種類

文節には以下の5種類があります。
・主語
・述語
・修飾語
・接続語
・独立語

これらの文節の意味が以下になります。
主語:文章の中で「だれが(は)」「何が」に当たる言葉
   日本語では省略される・書かれない場合があります
   例)私、花、パソコン

述語:文章の中で「どうする」「どんなだ」「何だ」「ある・いる・ない」
   に当たる言葉で、主語を説明します
   日本語では、最後の文節として置かれるのが一般的
   例)リーダーです、咲いた、立ち上がる

修飾語:文章の中で「どんな」「どんなに」などに当たる言葉
    ほかの文節を詳しく説明します
    修飾語によって説明される文節のことを被修飾語と言います
    例)優しい、きれいに、すばやく

接続語:前後の文や文節をつなぐ言葉
    例)だから、しかし、かつ、つまり、ところで

独立語:文章の中で、「感動」「応答」「提示」「挨拶」「呼びかけ」など
    に当たり、他の文節とは関係がない言葉
    例)ねえ、ああ、もしもし

文の構造を理解する

基本的に文章は、主語と述語が1つずつとされています。
しかし、
新聞やWEB記事などの文章には、
それ以外に主語と述語が複数存在する文章が書かれています。

これは、文章には「単文」「重文」「複文」といった構造があるからです。

単文:述語が1つの文で、主語と述語の関係が1対1の文章
   例)私はもってぃーです。
   単文を活用しますと、
   シンプルな文となりますので、簡潔でわかりやすくなります。
   しかし、冷たい、断定的・高圧的な印象を与えます。
   多用すると読みにくくなります。

重文:単文が複数あり並列に並んでいる文で、主語と述語の関係が複数ある
   例)私は記事を書くのが担当で、彼はデザインを担当しています。

複文:1つの単文の中に単文が組み込まれている文で、主語と述語の関係が
   複数あり、その一方が他方の成分に含まれている文
   例)私は、彼がデザインを担当すると聞いています。

   重文と複文を活用しますと、
   格式が高く感じる。情緒的。大人っぽい。柔らかい・優しい印象を
   読み手に与えます。
   しかし、主語と述語が離れ文章が長くなりますので、
   複雑で分かりにくい、伝わりにくい文章になります。

参考URL

今回は下記の3記事を参考にしました。ありがとうございました。

まとめ

今回は小学校か中学校で学んだであろう文法、文節について、
さらっとまとめてみました。

分かりやすい文章を書くには、
文法に則るように文節を適切に使った文章構成にする必要があるんですね。

今後は、この基本を意識しながら、文章を書いていけたらと思います。

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