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句読点を正しく使えば読みやすいわかりやすい記事が書ける

noteに投稿した記事を読み返すと、
全体的に句読点の使用が多く感じました。

そういえばShinobiライティングで記事を投稿するときも
「句読点の使用が多い」というメッセージを良くもらいます。

今までなんとなくで使用していた句読点。
この機会に改めて学び直したいと思います。

今回の記事では、以下についてまとめています。

  • 句読点とは何か、使用するとどうなるのか

  • 句読点を使う、使わないの基本的ルール

これにより、
句読点について理解を深めて、
記事を書く時の参考にして頂けると幸いです。

句読点を適切に使って読みやすく、正しく伝わる文章にしましょう

そもそも句読点とは何か

はじめに句読点とは何でしょうか。
句読点は、句点と読点の総称のことです。
文章の終わりや区切りにつけて使います。

基本的には、
句点「。」は文章の終わりに、
読点「、」は文章の途中につけて使います。

句読点を使うことで、
文章を読みやすくしたり、正しく伝えたりすることができます。

文章を読みやすくする

WEBサイトで読みやすいと言われる文章の長さは、
30~50文字程度と言われています。

ですので、50文字以内で句点を使い、
その文章内で1~2個読点を使っていると、読みやすい文章と言えます。

逆に次のように文章が長く、
読点が多い文章ですと、
読みにくく、
分かりにくいです。

【例文】
少し極端なですが、読点が多く、そして句点を使わずに、1つの文章を長くしたこのような文章は、 まず、文章が途切れ途切れになり、読みづらいですし、 また、このように長い文章ですと、その文章で読者に何が言いたいのか、何を伝えたいのかが、わからなくなってしまいます。

文章を正しく伝える

句読点を適切に使わないと、
書き手が伝えたかったことと、
違って読者に伝わってしまう場合があります。

例としては次の文章になります。

【例文】
ゆけってぃはnoteを活用して勉強している方と情報交換しています

この文章は句読点を打っていないと、
読者によって違った意味でとらえることができてしまいます。
具体的には下記になります。

【例文1】
ゆけってぃはnoteを活用して、勉強している方と情報交換しています。
 → ゆけってぃは情報交換を、noteを使って行う意味になります。

【例文2】
ゆけってぃは、noteを活用して勉強している方と情報交換しています。
 → ゆけってぃはnoteを使って勉強している人と、情報交換するという意味になります。

適切に句読点を使用しないと、
読者に伝えたかったこととは、
違った意味で伝えてしまうことになります。


句読点とは、
文章の終わりや区切りに使う、
句点と読点の総称のこと。

そして、
適切に使用することで文章が読みやすくなる。
文章を正しく伝えることができるようになります。

では次に句点と読点の基本的ルールについてまとめます。

句点のルールについて

使う場所

文章の終わりに使います。

使わない場所

かぎ括弧・丸括弧と「!」「?」の後ろの文末には使いません

【悪い例 → 良い例】
「これは句点です」。 → 「これは句点です」
躊躇(ちゅうちょ)。 → 躊躇(ちゅうちょ)

【悪い例 → 良い例】
伝わるのかな?。と不安になる
 → 伝わるのかな?と不安になる

読点のルールについて

使う場所

・主語が長い場合
読点を使うことで、
どこまでが主語かがわかりやすくなります。
逆に主語が短い場合には読点は使用しません。

【例文】
ライティング技術を学んでいるゆけってぃが、書いた記事です

・固有名詞、名詞を並べて書く場合
固有名詞や名詞を並べる場合には、読点を使用します。

【例文】
この記事は、句点、読点について書かれた記事です

・文章の中に「主語と述語」が複数ある場合
主語と述語が複数ある場合には、
わかりやすくするために読点を使用します。

【例文】
ゆけってぃは家で記事を書いているが、他の人はカフェで記事を書いている

・助詞を省略した箇所
「が」「も」「の」「を」などの助詞を省略する場合に、
その箇所に読点を使用します。

【例文】
今回書いた記事、分かりやすいと評判だ

・言葉や考えを明確に分ける箇所
かぎ括弧や丸括弧を使わないで言葉や考えを書く場合、
その終わりに読点を打ちます。

私はよく使ってしまう表現ですので、間違えないようにしたいと思います。

【例文】
句読点が多い記事は読みにくい、と言われます

・条件や理由を説明する箇所
条件や理由を説明した後には、
わかりやすくするために読点を使用して分けます。

【例文】
句読点が多くて読みにくかったら、読者は読むのを止めてしまうでしょう。

・接続詞の後ろ
「そして」「しかし」といった、
接続詞の後にはわかりやすくするために読点を使用します。

後述しますが
「なお」「また」の接続詞の後ろには読点は使用しません。

【例文】
しかし、この失敗が後に役に立ちました

個人的な話ですが、
読点で打たなければいけないところを、
私は知らずに句点を使用していたのがいくつかありました。
今後気をつけていきたいと思います。

使わない場所

・主語が短い場合
主語が短い場合にはリズムが悪くなるため、読点は使用しません。

【悪い例】ゆけってぃが、書いた記事です。
【良い例】ゆけってぃが書いた記事です。

・接続詞である「なお」「また」の後ろ
接続詞の後はわかりやすくするために読点を使いますが、
この「なお」「また」に関しては、
かえってわかりにくくなるので、読点は使用しません。

【悪い例】
適切に句読点を使うと記事が読みやすくなる、また、内容もわかりやすくなる
【良い例】
適切に句読点を使うと記事が読みやすくなる、また内容もわかりやすくなる

・かぎ括弧の前後
言葉や考えをかぎ括弧を用いて表現する前後などでは、読点は使用しません

【悪い例】
結果を見て、「あんなに時間かけたのに」とがっかりした。
結果を見て「あんなに時間かけたのに」、とがっかりした。
【良い例】
結果をみて「あんなに時間かけたのに」とがっかりした。

参考URL

今回の記事では、下記のページを参考にさせて頂きました。

まとめ

句読点を使うことで文章を読みやすく、
わかりやすくすることができます。

使う基準としては、
句点を50文字以内で使うようにして、
その中で読点を1~2個使うことを意識すればいいと思います。

読点に関して基本ルールが多くあります。
正しく使えるようになるまではメモしておいて、
校正のときに間違って使っていないのか確認した方がいいかもしれませんね。

句読点は今まで何気なく使っていましたが、
今後は正しく適切に使っていきましょう。

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