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今日感じた事③ ジミンへ

②からの続き〜

すっかり鬱から回復した私は前の事業所に戻った。
イジメられていた現場。
私をイジメていた人達のところに。

まだ私が戻る本当の意味をスタッフはわかっていなかった。
事業所の月初会議にて、新体制のための人事を発表した時のあの先輩達の表情が忘れられない。
新しい施設長として、ブロック長が私の名前を出した時…

とてもではないが、単純に喜べなかった。

彼女達からしたら、今までバカにしてきた後輩が自分達のボスになるのだから、穏やかではないだろう…

そのあと、私がお手洗いに行った時に怒鳴り込んできたり、終業後に泣いたりされて大変だったな…
後日も色々とすごかった。

今まで、まともな支援をしてこない事業所だったし、業績も全く意識せずに、酷いところだった。
あの日から毎日、夜中までひたすら働いた。
閉鎖されないように、
利用者さんのために必死だった。

でも、真っ当な仕事をやっただけとも言える。

未熟だから、あまり経験もなく、頭もよくないから必死だった。
苦しかったけど、楽しかった。

私をイジメていたスタッフはまともに仕事をしてこなかったから、仕事ができなかった。
だから、あの程度の仕事でもついてこれなかったようで、私にアドバイスも求められず、相談もできず。
仕事がままならずに自信を無くして退職した。
代わりに新しいスタッフがはいり、いきなりパワーアップしてきた。
信頼できるスタッフに囲まれて、初めてチームで仕事できる喜びを感じた。
事業所のスタッフと利用者さんが事業所に夢中になり、すごい勢いで業績があがってきた。
良い話ばかりでは無く、辛くて泣く事も度々あるけど。

仕事が楽しい。

全国で17事業所ある。
私が施設長になる前は、全国で最下位。閉鎖寸前だった。

あれから9ヶ月。
全国でも上位にランクインの業績になってきた。
会社内でもうちの業績がトレンドらしい。

去年の1月、2月は私は何の価値もない人間だと。
苦しくて吐いたり泣いたりした事もあったのに。

今はV字回復させた、カリスマ施設長らしい。

運命って…。

あの日、 Dynamiteを聴いてなかったら今の私はいない。

辛い毎日を乗り越えてこれたのは、山のようなバンタンのあれこれを見て、聴いて、泣いてきたから。

気持ちが折れそうな時、奇跡的に持ち堪えられたのはバンタンのメンバーと曲のおかげ。

そして、完璧なプライベートな私としてジミンがいつも自分の中にいたから。

心の底から大好きなジミンとバンタンのメンバー。

これからも私らしく一緒に進みたい。

という事で、長〜い自分語り終了!

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