スマブラの指導ってどうしたらええの

初めまして🤣

今年でスマブラ界隈へ足を踏み入れてから10年目という完全におじを越え、老害となってしまいました、あるてぃんです。

自己紹介
ヨッシー使いで、前作のTSCでヨッシー単騎ベスト8、今作では最高レート2023、おばスマという宮城で開かれている大会で3位でした。

今回は、図らずも長くなった経験の中でも僕はとりわけ「指導する立場」である事が多かったなぁと思い、

この経験が新たに指導する立場になるプレイヤーに活きたらいいなと思い記事を書きました。

過去行ってきた指導の実績としては
レート1200〜1600の人が1900〜2000帯まで伸び、オン、オフ問わず大会でリザルト入りが出来るようになった等があります。

その中でも今回は主に

①コツを10個伝えたいなら、敢えて1個にすると良い

②指導者は別に偉くない

③指導者が本当に教えなきゃいけない事

の3つで書いていこうと思います。
それではどうぞ。


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①【コツを10個伝えたいなら、敢えて1個にすると良い】

よく目にするのは、その日対戦して試合が終わった後に指導されている側から

「対戦ありがとうございました、何かアドバイスがあれば欲しいです」

といった、上手くなるコツを求める文章が届いたりします。

聞かれた側である指導者の立場の人は、聞かれるのが嬉しかったりするのでついつい沢山教えたくなり、

全てを伝えようとしますがこれは残念ながら割いた労力の割に全然伝わってないことが多い(体感9割以上、内容共に)です…😭

何故か?
これは質問者の学ぶその姿勢が上手くなる人のそれではないからです。

質問が余りにも、強くなりたい割には淡白過ぎるし大雑把なんですね。

事実、現在上手くなっている第一線を走っているプレイヤーは人に聞くだけでなく、その情報を基に実戦経験を積んで自らの発見と試行錯誤により立ち回りを日々強化しているので、質問するにしてもかなり具体的な質問になることが多いです。

その熱量を今指導した人から感じるのかどうか?ここのモチベのすれ違いを防ぐ為だったり、指導者側の人から見ても

「あんなに詳しく書いたのに…伝えたのに…💢」

みたいな、教えた割に強くならないことに対する苛立ちを予め防ぐ為にも、初めから全てを伝える事はオススメ出来ません😭

ですが、コツを1個ずつ教えて行く方法だと互いに何が出来なかったのかが明確な状態で指導の関係を保てる上に、

指導される側のプレイヤーの飲み込みがある程度早ければ、次々に課題をこなしていく中で

「自分、もしかして上手いのかも!🤣」

と思ってくれる日が来るかもしれません。

そうなれば今まで人に聞いてからでしか学べない受け身がちだった姿勢も、

いつからか自ら学ぶ姿勢を保てる、常に考え続けるプレイヤーになったりするので、指導者はまずここへ持っていく事を目指すといいかもしれません

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②【指導者は別に偉くない】

これはもう至極当然の話になるので正味話をするのも億劫ですが、意外と指導者の立場になった方で見られるのは

「教える事に力を注いでいて、競技シーンはよく分からん!🤡俺が教えてるんだから俺のいうことだけ聞いとけ〜!!🤡

みたいな人です。エグい。
vipギリギリみたいなレベルの人でもレート1700の人に教えていたり混沌としております笑

君が教わった方が良いんじゃないかな…

しかも1人や2人ではないのを見ると割とありふれてるんだな〜と思いますし、もしもこの形で伸びたプレイヤーが居たとしてもそれは遅かれ早かれ指導者が付かなくても伸びたプレイヤーだと思います🤣

話を戻します笑

指導する者とされる者の関係を見た時、僕は「指導される側」のプレイヤーの方が圧倒的に偉いと感じております。

ただでさえ自分の操作の癖を相手に狩られた時その時点で修正できる人の方が少ないこのゲームにおいて、

操作の癖どころか立ち回りの全てを見てもらい、全てに対してテコ入れし強くなりたいと思って行動を起こした…
もうこのモチベだけで強くなれそうですよね🤣

このモチベに最大のリスペクトを払い、自分がこれまで培って来た物、出せるものを出来るだけ相手に馴染みやすい形で落とし込めるように努力するのが指導者のあるべき形だと思ってます。

むしろそういった強くなる為に工夫を凝らすその姿勢は見習わねばならないと思うので、一度指導者としての立場を得ても常に伸びていこうという気持ちを忘れずに向き合いたいものです。

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③指導者が本当に教えなきゃいけない事

基本的に指導をして欲しいというプレイヤーは、現状勝てていない所を脱却したい伸びたい気持ちと、
負けるしつまんねーみたいな辞めたい気持ちの葛藤の最中にあります。

ここで小手先の技術を教えたりしても、これで指導された側がまた勝てなければ

「自分は指導されても勝てないのか…( ;  ; )」

と、沼へズブズブとハマってしまい基本この流れをきっかけに辞めていくプレイヤーはかなり多いです😭

これを解決する為には「負けた試合でも成長を実感できる要素を指導内容に盛り込む事」が経験上1番感触が良く、

負けた試合にも価値を持たせる事で自ずと試合を振り返る様になったりして、そこもまた面白い要素ですが、

これは要するに
「このゲームは勝っても負けても面白い」

という当たり前を問われていたんじゃないかと最近思うようになりました。

「好きこそ物の上手なれ」が、どんな形であれ体現しやすいのがスマブラのいい所だと思っているので、

指導者は指導される側のプレイヤーに対して【如何にしてこのゲームを楽しく好きになってもらうか】

に重きを置く事で同じ指導でもかなり伸び率が変わってくると思います。
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最後に

スマブラが上手くなりたいけど全然伸びる気配がないみたいな人(レート1700までの方)いつでも連絡下さい。力になれるかもしれません。なれなかったらすみません。

あるてぃんでした🤣

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