人学塾 智和輪

クリスティン・ネフが提唱する「セルフコンパッション」とは、「self=自分自身」と「compassion=思いやり、慈悲」を合わせた言葉である。愛する人に対する思いやりや、労りと同じ気持ちを自分自身にも向け、状況に関わらず自分を素直に受け入れることと説明している。つまり、自身の強みや弱みを認め、どんな状況下でも、ありのままの自分を肯定的に受け入れることである。セルフコンパッションは、3つの要素から構成されると考えられている。1、自分の強みや長所を受け入れ、自らを慈しむ「自分への優しさ」。2、失敗や困難の経験は誰にでもある、という肯定的な認識をする「共通の人間性」。3、心を今に向け、慈悲と慈愛の気持ちを高める「マインドフルネス」。

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