京都シルバーガイド智和輪 トラベルアーツテキスト
良寛が生涯残した歌は1,400首、漢詩は600首と言われています。「たくほどは風がもてくる落葉かな」(一人で生きてゆくにはこの草案だけで十分で、お金も地位も名誉も私には無縁です)。この句は、長岡藩主が良寛を訪ねてきて、長岡藩に来ないかという誘いに対して断るために詠んだものです。風情を込めてやんわりと、しかしながら芯の強さを感じる見事な断りの句となっています。
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良寛が生涯残した歌は1,400首、漢詩は600首と言われています。「たくほどは風がもてくる落葉かな」(一人で生きてゆくにはこの草案だけで十分で、お金も地位も名誉も私には無縁です)。この句は、長岡藩主が良寛を訪ねてきて、長岡藩に来ないかという誘いに対して断るために詠んだものです。風情を込めてやんわりと、しかしながら芯の強さを感じる見事な断りの句となっています。
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