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人規十七則

三、己を修める

人間、年若く気がすぐれている時は、必ずよく人の心を動かし、自身の力に不相応の名誉を得るものである。しかし評判が実力以上に高く、気負いすぎると、つまずく原因となる。学問も熟し見識も定まり、老成沈着、「噛んでいよいよ味がある」までにならないと、本当の価値は決まらない。

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