京都シルバーガイドクラブ「智和輪」テキスト

弘法大師のおくりなで知られる空海は、平安時代初期に活躍した僧である。空海は唐で広まっていた新しい仏教を学ぶために、最澄とともに唐へ渡って修行し、帰国後に真言宗を興した。空海ゆかりの霊場は、四国八十八ヵ所をはじめ全国に存在し、現在も多くの人が巡礼している。仏教以外にも、様々な分野で才能を発揮した空海は、社会事業でも後世につながる数々の実績を残し、また書道の名人としても著名である。

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