人学塾 知和輪

「説明スタイル」とは、過去に起きた出来事の原因や影響を説明するやり方、習慣的なスタイルのことで、楽観的な人と悲観的な人を分ける特徴的な目安となる。説明スタイルの基準には、永続性、普遍性、内的・外的(個人度)の3つがある。永続性:悲観的な人は、悪い出来事はずっと続き、良いことは一時的なものにすぎないと考え、楽観的な人は、悪い出来事は一時的なことであり、良いことはずっと続くと考える。普遍性:悲観的な人は、悪い出来事に対して広がりを持たせて普遍性があると解釈し、良い出来事は特定のことだと考える。楽観的な人は、悪い出来事は特定の理由があると考え、良い出来事は広がりを持たせて普遍性があると解釈する。個人度(内的・外的):悲観的な人は、悪い出来事を自分のせいと考え自分を責め、良い出来事は自分以外の何かによるものだと考える。楽観的な人は、悪い出来事は自分以外の何かによることと考え、良い出来事は自分が招いたのだと考える。

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