今になって「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」に目を焼かれた話#2 



 


 なんかめっちゃ見られてる~~~~!!?!?!?!?!?!?
 書き殴りの感想を入れた瓶を放流したら箱入りのワインが綺麗にラッピングされて届いたみたいな気分です…どういうこと?
 閲覧・高評価していただいた皆様本当にありがとうございました…人に見ていただく努力なぞ一切していなかったにも関わらずここまでの反応がついていることにただただ驚いております…ひとえにコンテンツのパワー、ファンの皆様の熱量によるものだと感じております…まさかタグ付けて広いインターネットの海に流すだけでここまで見ていただけるとは…逆に怖いんですけどどういう経緯で皆さま閲覧していただけたのでしょうか…?定期的に「レヴュースタァライト」とかで検索してるってことですか…?エゴサ―チですか?もしかしてレヴュースタァライトさんですか…?

 せっかくここまで見ていただけるならということで、2023年になって「少女☆歌劇レヴュースタァライト」にハマりつつある私めの身の上話的なものをもう少し書かせていただこうかと思う所存です…要するにここまで見られると思っていなかったので味を占めてます。すんません。

☆「朗読劇 遥かなるエルドラド」を見たよ

 いやー、見て良かったです。正直いやー3500円か、3500円かーって感じだったんですけど、大満足でした。こういう声優さんのイベント事を見たことが無かったんで楽しめるのかなーって非常に不安だったんですけれども。もはやスタァライトとか関係なく朗読劇として面白かったです。
 自分の友人に年季の入ったアイ〇スオタク君がおりまして、朗読劇見てみるか悩んでるんですよねーって話をしたら背中を押してくれまして。朗読劇は声優さんのプロとしての凄さが感じられて良いぞと。いやまさしくオタク君の言う通りだったな―と。冒頭から世界観に引き込まれっぱなしでした。迫力が凄かったです。演者の皆さんそれぞれ色があって、存在感があって、いやはや凄いなーって感じでした。まさかあそこまでシリアスというか、徹底して救いのない話だとは思っていませんでしたけども。妹が自ら命を絶つところの演技が一番印象に残りました。あとアフタートークの富田さんのふわふわ感。温度差でびっくりしちゃいました。あんなに愛嬌のある方だったんですね…
 エルドラドの内容が劇場版の時点でどの程度固められていたのかは分かりませんが、あのタイミングでなぜエルドラドを演じさせたのか、星見純那さんと愛城華恋さんはあの時どういう気持ちでエルドラドに向き合ったのか、改めて想いを馳せてみたくなりますね。(キャラクターの名前がフルネーム+敬称なのはリスペクトが故です。舞台少女、すごい。)てか今更知ったんですがコンシューマーゲームって何ですか…?とき〇きメモリアルですか…?伝説のタワーの下で告白とかされちゃう感じですか…?隠しキャラ神楽ひかりってことですか…?好きなキャラと二人三脚とかできちゃう感じですか…?

だから舞台少女大運動会ってことか!!!?!?!!

 よくわかんないですけど楽しみですね…!!!

☆曲をたくさん聴いてるよ

 アニメをはじめて視聴してから2か月弱、今でも熱は冷めず楽曲をたくさん聴いています。11月からの1ヶ月弱という短期間にもかかわらず自分の2023年トップソングには4曲がランクインしました。11か月かけて回数を増やした他の曲に肉薄したわけですから見た目以上に凄いことです。天皇賞秋のジャスティンパレスぐらい凄い追い込みです。分かる人だけ分かってください。
 特に11月はスタァライト楽曲しか聴けない、聴きたくない日々が続き、そのことをア〇マスオタクの友人に話したら「あー俺もあったわ。2,3年アイマスの曲しか聴けない時期あったわ。」とのことでした。いや怖いわ、年は。
 最初は相当数あるなーと感じていた楽曲たちもおかげさまで一通り聴かせていただきましたので、特に好きな曲についていくつか書かせていただきます。

1 舞台少女心得

 2023年一番聴いたスタァライト楽曲。人間賛歌だと思ってます。よく出かける前とか聴いては勇気を貰っています。

理想どおりの自分に
まだ届かなくても
昨日よりはぐっと近づいている

舞台少女心得

 自分自身まだ夢を追う立場の人間なのですごく励まされています。胸を張って日々少しずつ成長していきたいと思える曲です。真ん中には常に愛を。
 舞台少女でなくとも他者の視線に拘る、人に見られるプロである彼女たちの生き方から学ぶべきことは多いなと思います。人からの目線を意識して初めて私たちは人たり得るのではないでしょうか。人と関わってこそ人。「幕間」の方も大好きです。アニメの演出もめちゃくちゃ良かったですよね。レヴュースタァライトと言ったらこの曲かなと思います。

2 恋の魔球

 一番好きなレヴュー曲どれってなったら苦渋の選択でこれでしょうか。そもそも順番なんて決めんでいいわけですが。全部好きなのは前提としてあるのですが。「7回裏」バージョンのピコピコアレンジも大好きです。華やかな管楽器と存在感のある鍵盤、心地良いトーンのエレキギターが入れ替わり立ち替わり、贅沢で楽しくてたまりません。

3 御してぎょしゃ座

 最高じゃないですか。最高じゃないですか!!!!この曲。
星見純那さんが一生振り回されていてほしい。ほんとに心底悪い意味じゃなくめっちゃダサい振りがついていてほしい。しっかり尺のある曲なのにそれを全く感じさせない。まさに「クセになってくる」んですよね。
 散々戸惑って振り回された挙句、それでも自分にないものを学びすっきりした顔で帰ってきそうですよね、星見純那さん。そういうところがほんとに素敵だなと思います。

4 Star Parade

 最近一番来てる曲です。歌詞が心底良い。

前を向くだけじゃ 分からない時もある
スタート地点があったこと 誇っていいよ

 

一人の部隊は やっぱり広すぎて
乾いた無音がうるさくて
役が欲しくなる

 

一番負けたくない人は 一番大切な人!
いつも隣にいる人へ ありがとうを伝えたい!

Star Parade

 どこを切り取っても味わい深い。歌詞の金太郎飴、最後まで感動の詰まったトッポ。
 最初の引用部分を露崎まひるさんが歌ってるのが何より素晴らしいと思うんですよね。原点を思い出し立ち上がる自分を鼓舞しているようにも思えるし、劇場版を踏まえると華恋に向けた言葉にも感じられるんですよね…。

5 再生賛美曲

 「選ばなかった過去」「私たちは何者ではない」というのは作品全体のテーマにも深く関わっているように思います。そういう側面が強調されている曲が他にない分独特の雰囲気を放っている曲という印象です。もちろんあまりに大場ななさんの曲であり、やはりレヴュースタァライトの曲でもあるというか。

いつか誰かその言葉で
その温度で私を救うの

再生賛美曲

 言葉が救ってくれた再演の終わり、言葉から旅立つ舞台少女の始まり。大場ななさんにとって星見純那さんから生まれる言葉はどれほど嬉しいものだったでしょうか…二人の未来に幸あれ。

6 美しき人 或いは其れは

まやかしの微笑み
布切れを破いてやる
見せてみたい
くろに染められゆく感情
私だけずっとずっと
この私だけを 見ていればいいの

美しき人 或いは其れは

 I love youの和訳ですか?これは
 文脈上全く無理のない形でお互いの名前呼び合ってるの凄いですよね。アニメ楽曲としてベタな手法ではあるのかもしれませんが初めて気づいた時ひっくり返りました。この二人しんどい。
 (話は変わりますが普通に公式で真矢クロって表現を使うんですね…そういう文化に全く馴染みが無かったので驚きでした。二次創作の隠語みたいなものだと勝手に思っていました。劇場版のパンフレットでも演者さんのSNSでも当然のように真矢クロとかふたかおとか言っててはえーってなっちゃった。)
 この二人のユニゾンほんとに気持ちいいですよね。煌びやかでどこまでも伸びていきそうで。大好きです。

7 信じる者に門は開かれる

 世間的に「アルカナ・アルカディア」がどれほど評価され盛り上がったものなのか存じ上げないんですけど、やっぱり出た当初は皆さん大騒ぎだったんですかね?じゃなかったら暴れますけど。めちゃくちゃ良かったと思うんですけど。(今更ですが「しん発見」の下りとかテキストじゃないと伝わりにくかったと思うので、ソシャゲという形式は合っていたというか、ソシャゲで出来る最大限の表現だったのかなーと素人ながらに感動するなどしました。)
 この曲を初めて聴いた時イメージしたのは「歴史秘話ヒストリア」でした。

https://youtu.be/OG6u8CDvpI4?si=WHsp_hen6tyY4Ezx

 パクリとか言いたいわけじゃないです、マジで。スケール感がそれに並ぶぐらい凄いというか。ストリングスの存在感というか、世界観を作るパワーって強烈だなと改めて感じました。あれだけの物語のはじまりにふさわしい曲ですよね。ライブで聴いてみたい。

8 罪がないのならばそれが罪だ

 審判大場なながはまり役過ぎて怖い。もしかして雨宮さん全部知っててやってます?これ。台本読んだ時の大場ななさんの心中凄いことになってそうですよね。見る人が見たら当てこすりにすら思えるポジションですよね。ところで大場ななさんというキャラクターのことが見れば見るほど、考えれば考えるほど分かりません。すごく単純で幼く見える瞬間もあれば底が見えない、ねじが飛んでいるようにしか思えない時もあって…それだけ魅力的だとも思っているんですけど。
 音楽の知識が人よりあるわけじゃないので間違ってたらほんますみませんって感じなんですけど、「そしてピルエット…」の部分、最初は8分の6拍子なのが二回目だと4拍子になってるんですよね。ピルエットの終わり、ダルセーニョからのフィーネ。
 アニメ最終話のエンディングが「星のダイアローグ」の二番になってるのに近い演出だなと思います。音楽の変化で物語の動きを表す。ストーリーと楽曲が密接に関わっている、一つ一つの演出に意味があって筋が通っているからこそ、何度も見ては足を止めて考えたくなる作品なのかもしれません。

9 私たちはもう舞台の上

飛び出そう 思い切り踏み出して
いつになっても 始まりはキラめくよ

私たちはもう舞台の上

 人間賛歌その2。こんなん聴かされての映画館からの帰り道、きっと何もかもが美しく見えて仕方なかったんじゃないですかね、皆様方。映画本編の内容が強烈すぎてそれどころじゃなかったですかね。
 インタビューなどで古川知宏監督が繰り返し述べられていたのが、作品を日常に食い込ませたいということ。それをものすごく体現している曲だなと思います。パンフレットで描かれていたように、今もきっと彼女たちは世界のどこかにいて、それぞれ前に進み続けていて、だから自分も自分の道を少しずつでも進もうと聴く度に思える。疎遠になっていた地元の友人に連絡してみようかな、なんてふと思ってしまう。作品にとってこれ以上ない終わりと始まりのテーマソングであり、私たちと作品を強く結び続けるもの。何もかも本当にありがとうございますって感じの曲です。少女☆歌劇レヴュースタァライト、感動をありがとう。

10 Dream of  You

信じてる だけどできれば
約束をしたいんだ

 

あの日の私が 夢見てた今日に 今立っているんだ
伝えたいね 未来はちょっと 幸せだって

 

未来の私の 思い出の中の 今かもしれないね
一つ一つ 今日明日を めくっていく
Dream of You 夜空に放たれた たくさんの願いが
ほら 翼を広げてる いつか みんなみんな 叶いますように

Dream of You

 こんなんディズニーじゃないですか… 織姫と彦星じゃないですか… 引用してるだけでウルっと来ちゃいました。ほんとは約束したかったし、「ちょっと幸せ」って言葉選びもまた絶妙というか。簡単な道のりじゃなかったし、出会えてからも困難ばっかりだったわけで。あまりにいじらしくて、切なくて、美しくて。しれっとカップリングで世に出して良い曲じゃないですよこれ。
 あまりに愛城華恋さんと神楽ひかりさんの曲なんですけど、でもこれも最後はちゃんと外に向いているんですよね。夢を叶えたい、幸せになりたい、でも過去の自分の努力をきちんと認めて、だからこその今の自分の幸せにもきちんと目を向けたい。そんな気持ちになりました。過去と現在、そして未来の繋がりというのも作品通してずっと描かれているテーマですよね。アニメにおける幼年期の二人の描写であるとか、「レビュー・フロンティア」とか。
 しかし愛城華恋さんは卒業後どんな道に進んだんですかね…ああでもない、こうでもないって一晩かけて語り明かしたいですよね…それぞれの愛城華恋像をぶつけあいたいですよね…

番外編

 

 ほんとに噺家さんによって全然違うんだなーってなりました。話の構造から違う。
 自分が好きなコンテンツから好きの枝葉を伸ばしていけるオタクでありたいな~と思ってます。落語はもちろんお芝居も見に行ってみたいですね。劇団四季は修学旅行で見に行ったことがあるんですが、大きな感動に勝る大きな睡魔に襲われてしまったので…戯曲とかも読んでみたいです。田中ゆゆ子さんめっちゃ好きです。でもあんまり出てこなくてちょっと寂しいです。
 あと志らくさんってすごい人だったんですね…ワイドショーの人として認識しちゃってました…ごめんなさい…

☆おわりに

 めっちゃ書いててウケました。最後まで読んでくださる方がどのぐらいいるか分かりませんが、ありがとうございました。レヴュースタァライト、本当に素敵なコンテンツだと思います。
 最近はアニメ本編を見返していたのですが、いよいよ舞台やらライブも見たいですね。とりあえず頑張ってStarry Diamondまで辿り着きたい。感想もまたnoteにまとめたいところではあるのですが、普通にこの文量書くの馬鹿しんどくてウケたので、今後はTwitterで見たものの感想とか書くようにしたいと思います。@Shiroi_nappa_
 SNSの初動、出来立ての不審アカウントで一生懸命フォロワーを増やす作業がどうしても苦手で面倒なので、ここまでの投稿がちょっとでもおもろいなーと思っていただけた皆様、フォローしていただけますとほんっっっっとーにありがたいです。お願いします。後生ですから。

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