僕のおすすめ小説5選

初めまして。
今回初めて #呑みながら書きました に参加させていただきます。
というか、この企画をやってみたいと思い、本日Noteに登録をしました。

ということで、早速ハイボールを飲みながら、今回は小説の話を書きたいと思う(書くのが面倒なので、ここからは常体で)。
僕は小説、特にミステリが好きなのだが、ちゃんと読んできた小説を何かにまとめたことはなかった。
この場をお借りして、「おすすめしたい小説」を5冊ピックアップしてみた。
特に他人が読んで面白い内容ではないかもしれないが、自分の備忘録的に書いてみたいと思う。
僕が好きな本というよりは、いろんな人に読んでほしい本、良い意味で万人受けするものを選んでみた。
また便宜上数字をつけているが、ランキングという意味合いはないのであしからず。


1.「十角館の殺人」 綾辻行人
https://www.amazon.co.jp/十角館の殺人-新装改訂版-講談社文庫-綾辻-行人/dp/4062758571


最初は「十角館の殺人」。
ミステリファンにとってはもはや言わずもがなの名作で、わざわざここに書くのもはばかれるほど有名だと思う。
ただ、やはり色あせることのない名作だと思うので、改めて書かせてほしい。
あらすじとしては、大学のサークルが無人島の屋敷に集まり、そこで連続殺人が起きるという、めちゃくちゃ王道のもの。
僕は大学生の時にこの本をを読んだのだけれど、トリックが予想外すぎて一瞬理解できなかったことを覚えている。
もしミステリに興味がありながら、まだ読んだことのない方はトライしてほしい。
また、実はFuluでの映像化が決まっているらしい(今回それもあってここに挙げさせてもらった)。
ぜひ、現ザクを読んで、映像の方も見てみてほしい、僕も今から楽しみだ。


2.「暗いところで待ち合わせ」 乙一
https://www.amazon.co.jp/暗いところで待ち合わせ-乙一-ebook/dp/B00E5RGIV4/ref=sr_1_1?adgrpid=130853173107&hvadid=679009708441&hvdev=c&hvqmt=e&hvtargid=kwd-334064109325&hydadcr=4076_13378701&jp-ad-ap=0&keywords=乙一+暗いところで待ち合わせ&qid=1704013000&s=books&sr=1-1


次は乙一さんの作品。
乙一さんの作品は大好きで何冊も読んでいるのだけれど、今回はこちらを挙げさせてもらった。
というのも、この本の主人公が全盲の視覚障害を持つ女性なのだけれど、僕も同じ障害を持っているからだ。
正直、障碍者を扱った作品は当事者からすると今一つなことも多いのだけれど、この作品は比較的楽しめた記憶がある。
全盲の情勢の家に、ある事件の容疑者となった男性が逃げ込んでくるところから話が始まるのだが、割と視覚障害の生活なども描写されており、興味深く読ませてもらった。
男性がかかわった事件の真相もラストに明かされるミステリ要素もあり、適度なバランスの小説だったように思う。


3.「どちらかが彼女を殺した」 東野圭吾
https://www.amazon.co.jp/どちらかが彼女を殺した-新装版-講談社文庫-東野-圭吾/dp/4065321395/ref=sr_1_18?adgrpid=113059742542&hvadid=678971269581&hvdev=c&hvqmt=b&hvtargid=kwd-533921570397&hydadcr=4080_13378704&jp-ad-ap=0&keywords=東野圭吾+文庫本+加賀恭一郎シリーズ&qid=1704013383&sr=8-18


曲がりなりにもミステリ中心に話しているので、1冊ぐらいは東野 圭吾さんの作品も入れておきたい。
これは加賀恭一郎シリーズの中の1冊。
(シリーズで有名なものは新参者や麒麟の翼など)
内容は一人の女性が自宅で殺されるわかりやすいものなのだが、この本の特徴としては犯人が結末まで明記されていないことである。
タイトル通り、容疑者は二人までに絞られるのだけれど、結局どちらかとは書いていない。
当然、ちゃんと読んでいけば読者も解答を導き出せるので、ぜひチャレンジしてみてほしい。
(ちなみに、僕はさっさと諦めて解説を読んでしまった)


4.「舟を編む」 三浦しをん
https://www.amazon.co.jp/舟を編む-三浦-しをん/dp/4334927769


少しはミステリ以外の作品も入れておきたいということで入れてみた。
こちらは映画化・アニメ化されているので、ご存じの方も多いかもしれない。
こんな文章を書いておいてなんだが、小説を読む時間がなければ映像の方でも一度触れてほしい。
ストーリーは辞書を作る人たちのお仕事内容を描いたもの、辞書作りにかける人たちのこだわりや苦労が知れてとても面白かった。
例えば、「右」という言葉を正しく過不足なく説明するにはどうしたら良いか、といった話題が出てきて大変興味深い。
本屋大賞の受賞作ということで文章も非常に読みやすかったので、本当に誰にでもおすすめできる小説だと思う。


5.「ルドルフとイッパイアッテナ」 斉藤洋
https://www.amazon.co.jp/ルドルフとイッパイアッテナ-斉藤-洋/dp/4061335057/ref=sr_1_1?adgrpid=116073812141&hvadid=668354500470&hvdev=c&hvqmt=e&hvtargid=kwd-333799249800&hydadcr=4231_13352188&jp-ad-ap=0&keywords=ルドルフとイッパイアッテナ+amazon&qid=1704014306&sr=8-1


こちらは児童書になるのだが、ぜひ大人にも読んでほしい。
今まで紹介した本も好きなことに間違いはないのだが、僕はこの作品が本当に大好きで今まで何度も読み返しているし、これからも読み返すと思う。
概要としては。1匹の猫が表ンなことから飼い主のもとを離れ、野良として生きていくお話。
ハラハラドキドキもしながら時には感動もできる内容で、本当に最高である。
余談だが、この本が好きで実家で飼っていて犬にルドルフという名前をつけていた。
この本が1冊目で、その後もシリーズがあるので、ぜひ次作以降も読んでいただきたい。


紹介は以上、皆さんの読書の一助になれば大変にうれしい。

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