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日本エンパシー協会の講座を受けて(その4)

エンパシー協会の講座の感想

今回はエンパシー協会の講座の受講前、受講中、受講後の感想を振り返ってなるべく簡潔に記しました。

◻️講座受講前
エンパシー協会の講座を受ける前にも心の問題については学生の頃からとても興味があったので、ビジネス書やデザインの参考書も人の心理から読み解く本を好んで読んでました。
だから全く興味ない人より知っているつもりでいました。そしてある程度は生活に役立てていると思っていました。
しかし、知識が寄せ集めなので、一貫した流れで学び、知識の隙間を埋めて整理したいと常々思っていました。

◻️受講中
とにかく今まではコントロールする事しか頭になかった「感情」が自分自身や他者を知るキーである事を知り衝撃を受けました。実際に対話の中でエンパシーを向けてもらうと、思いもよらずどんどん自分の素の部分が出てきてしまいました。人にはほとんど見せた事のない部分や自分が忘れてしまっていた事が出てきたので恥ずかしさや驚き、戸惑いを隠せませんでした。(涙が溢れてきた時は、講師にバレないように必死でした)
同時に私の知りたい事とやりたい事は今、受けている講義の中にあると感じ、嬉しくて興奮してもっと深く学びたいと思いました。

◻️受講後
①自分が怒りを感じたり、イライラやモヤモヤしてる事に気づいた時はその感情を受け入れ、その理由を自分の「願い」や「価値観」「経験」等から探すようになりました。そうすると不思議と少し冷静さを取り戻し、しかも自分をさらに知るきっかけとなりました。
また他者が感情的になっている時にも、その人自身の何かを守りたいのかも知れないと深く想像出来るようになり、その場の殺伐とした雰囲気にのまれる事が少なくなりました。

②感情を糸口に自分の心の奥まで潜れると、過去の自分の辛かった時などがはっきり意識できるようになって、過去の自分に「よく頑張ったね」と認める事ができるようになりました。(それまでは完璧主義が顔を出して、できなかった自分にバツをつけてました)今は自分の過去と今を少しずつ認める事ができています。

③自分以外の人の心を以前よりも想像できるようになりました。そして人と会話してても、その人の背景(人生観や経験、価値観)を想いながら話すので以前よりも格段に優しく接する事ができるようになりました。

④受講前と比べると感情の起伏が緩やかになりました。
他人を責める事も格段に減り、今の完璧でない自分を認める事ができてます。
つらくて厳しい毎日が少しずつ生きやすくなっている事に驚いています。
(もちろん全てにおいて悩みがなくなったわけでもないし、環境がガラリと変わったわけでもありません。でももう少し生きてみてもいいかもと思えるようになりました。)

◻️最後に
人間関係や毎日を苦しんでいる私の周りの人が少しでも苦しさや居心地の悪さから解放されるように、
さらには
勝ち負けの世界から降りて、自分自身の大切な思いを見つけられるように、
人と人がお互いが尊重し合える豊かな繋がりになるように、
微力ながら貢献していきたいと思います。

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