見出し画像

脳腫瘍の愛猫との1年間のお話 【永眠しました】

脳腫瘍の愛猫との1年間のお話 1~17まで時系列に経緯を書かせていただきました。そのお話はまだまだ続くのですが。。。

脳腫瘍とともに生きた愛猫は去る8月1日に11歳と8ヵ月で永眠しました。脳腫瘍と判明してから約1年と3ヵ月後にべべは空に旅立ちました。
葬儀を終え、簡単な祭壇を作り数名にその死を伝えるところまでは気を張っていたためかそんなに喪失感を感じることもなく過ごしましたが、やるべき事を終えた後、疲れとともにべべは現実に居ない、二度と会えないということを改めて実感し、どうしようもない虚無感に苛まれています。

べべは最後まで生命力の塊でした。決してあきらめることなくその目は力強く、絶対に生きるんだと願っているようでした。その目を見てる限り私達夫婦は安楽死を選ぶことはできませんでした。私達はただ傍で身体をさすり声をかけてあげることしかできませんでした。

今はまだ天国に向かう途中だと思います。べべの気配を家で感じました。昼寝をしている私の傍にふわりと寄ってきたり、ソファの足元にトンと乗ってきたり。主人の足元に体重をかけてみたり。私達のことをまだ心配してくれているのかもしれません。

正直、自分が立ち直れるのか、いつ前を向けるのかはわかりませんが、べべが自分の心の中に住んでくれるその日まで泣きたいときは泣いて、べべの気配を感じて、このnoteも再開できるようになったらまた続きを書きながらこの状況と付き合っていきたいと思います。

18話からはまた時系列にべべと私のことを書き記していきたいと思います。
書くということは嫌が応でもべべの事を思い出すことになり、かさぶたをめくり血を流しているような気持ちになります。ただ、この1年と数カ月を書いてまとめることで私が前に進めるような気がするだけです。自己満足です。それで十分だと思っています。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?