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入院(3日目) 退院

この日も殆ど寝ずに、朝を迎えました。

3時の見回り後、食堂まで飲み物を取りに行くことに。
昼間以上に、シーンとした病棟。
スタッフステーションでは、看護師さん2人が、PC作業をしていました。

食堂に行き、暫く夜景(朝焼け)を眺めていると、新聞屋さんが来られました。
(全階まわるんだ。大変だなー…)

あまり長居するのはよくないと思い、新聞屋さんが出ていかれた後、私も病室に戻りました。

造影剤を入れると、生理が少し早まります。
今回、見事にそれが…。
初日に造影剤入れた直後、始まってしまいました。
この日は二日目の夜。
シーツを汚すといけないから、バスタオルや足ふきマットを何枚も重ねて。
トイレも1〜2時間毎にこまめに行きました。

…が、バスタオル貫通してシーツまで、汚してしまいました…。
もう最悪です。
大惨事…。自分で洗いたい…。

朝、看護師さんに謝罪して、パジャマの替えを貰いました。

いつも以上に大量出血、寝不足、ときて、身体はふらふらです。
そして、今日も炎天下。
頭痛も気になります。
こんなので帰れるだろうか。

不安になり、看護師さんに、
「鉄剤1週間分でいいので処方してもらえませんか?」
と、頼んでみました。

先生に確認してもらえるそうですが、先生達「だったら、昨日頼めよ」ですよね…。
退院の日に頼むとか、迷惑な患者だ。すみません…。


朝食まで、同室のFさんと楽しくお話します。
Fさんが、豆知識やおススメ商品を教えてくれました。
退院したら、さっそく買ってみよう♪

暫くすると、担当医が「退院していいです」と言いに来られました。

Fさんが「(淋しくなるから)退院してほしくない」と仰ってくれましたが、すみません…。
これ以上入院すると身体がもたないので、退院させてもらいます…笑

あれ?
ガンマナイフの説明書では、「医師が包帯外して消毒します」と書いてあったけど。
自分で外して、消毒もナシなのかな?

ということで、自分でガーゼを外してみることに。
思っていた以上に血が出てました。
ビックリ。
後頭部より、額の方が出血するんですね。

夜勤の看護師さんから、日勤の看護師さんに変わりました。

アレセンサとプレドニンを飲むように言われます。

「プレドニンって何ですか?」
「吐き気止めです」

(薬が必要なほど、吐き気ないんだけど)
とりあえず、服用します。

「鉄剤は、先生に確認してみます。用意が出来たら連絡ください」
と出ていかれました。

荷物を整理して、看護師さんを呼びました。
「では、出口に案内します」

(あ。鉄剤はやっぱりもらえないのね。サプリメント飲めばいっか)

昨日、事務の方が「病室に清算の件で伺いますね」と仰ってたけど。
看護師さんが帰宅を促すってことは、変更になったのかな。
清算は窓口に行けばいいのかな?
と思いつつ、看護師さんの後からついて出口に向かいます。

事務員さん、電話をされてました。
ちゃんとご挨拶したかったけれど、看護師さんがどんどん先に行かれるので、せめてもと思い、頭を下げます。
と、事務員さんに待つようにと言われました。

(あ…。やっぱり、何か手続きが必要だったのかな?)

電話が終わる迄、入院初日の担当看護師さんがお話相手をしてくれました。
その後、事務員さんが、精算金の書かれた用紙をくれ、出口まで案内してくれました。

「事務、お一人だったら、大変でしょう? 休みもとれないし」
「土日はしっかり休むので、大丈夫です」
と、明るく仰ってました。

病棟には、医師や看護師は、同じ職業の人が沢山いるからまだいいですが。
事務はお一人だと、仕事のことや人間関係とか気苦労を共有できる人がいないから大変だろうな…。

(もしかしたら、北側と南側に、其々一人事務員さんいるのかもしれないけど)

入院は、二度とない(と思いたい)ので、もうお会いすることはないでしょうが、どうか、お元気で。

入院時は受付で順番を待ちましたが、クレジットカードで支払う場合は、受付せずに、精算機でサクっとお支払い出来ました。
早い♪

病院から駅まで歩きましたが、やはり、ふらふらしてしまいました。
モノを取ろうと、下を向くと頭痛がしたり。
帰宅後、熱が出たり。
この日も、午後はリモートワークを申請してたので、仕事開始まで少し横になって休みました。

T大病院の皆さんは、優しくて良い方ばっかりだったので、脱走せずに、二泊三日、ちゃんと?入院生活送ることが出来ました 笑

最後まで、ご迷惑おかけしてしまい、申し訳ありませんでした。
お世話になりました。
ありがとうございました。

皆様、暑いので、どうぞご自愛くださいませ。


(支払額)
  入院料                          720点
  医学管理料等               1100点
  画像診断料                    340点
  投薬料                              7点
  放射線治療料             50000点
  包括評価診断料          12670点
  入院時食事療養費         3500円
  特別室使用料             16500円
  負担額                   213,460円

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