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呼吸器内科(19) 診察

今日は、呼吸器内科の診察日です。

夜中、気持ち悪くて目が覚めました。
起床後鏡を見ると、いつもより白目が黄色い。
病院、行きたくないなぁ…。
けれど、予約日を今日に希望したのは私。
自分で希望しておいて、当日キャンセルは失礼過ぎる。
ちゃんと行かないと。
自分を叱咤し、なんとか身支度を始めます。
食欲はないけれど、とりあえず林檎を食べて家を出ました。
が、食後から胃が変な感じがして、食べなければよかったと後悔。

U駅公園では、地下アイドル(多分)のコンサートが行われているようで、会場から、野太い歓声が聞こえてきました。
あんなに夢中になれるくらい好きなモノがあるって、すごいなぁ。
「推し活」には全く縁のない人生なので、「推しのいる日常」を過ごしている人達が少し羨ましい。

先日に比べると、ツツジが沢山咲いていました。
今日は気温が高いので、ツツジも暑いのか、ちょっとしんなりしてます。

GW中だからか、患者さんがとっても少ない!
午後なのに、採血の番号が400番台です。
しかも、担当する方は2人体制で、待ちの患者さんもおらず、こんなに閑散とした採血室は初めて。

今日の技師さん、痛くない。嬉しい!
「祝日は少ないんですか?」
「祝日が2週続く場合は、どちらかあけるんですけど、今日は少ないですね。10連休の人は病院より遊びたいでしょうし」
「私は祝日開けてもらえると、会社休まずにすむから嬉しいです」
(T大病院で働いてる方はイヤでしょうが…。有難いです)
「そういう方、いらっしゃいますよね」
「あ。じゃあ、9月もどちらかあけるんですね」
「はい」

9月、どちらの祝日を通常診察してくれるんだろう。
旅行の日程組みたいから、早めに知りたい!

レントゲンも待たずに即終了しました。
今日は、LINEに連携されたようで、待ち情報が読み取れました。
暫く本を読んでいると、中待合室へ行くよう表示されました。
(LINEに連携されたら、呼出機は鳴らないのね)
と思っていたら、時間差で呼出機が鳴りました。

中待合室は、私一人でした。
明かりが消えている診察室もあるので、本当に今日は患者さんが少ない…。
本を読んで待つことに。
女の子とお母さんがやってきて、話始めました。
循環器内科で手術を受ける予定とのこと。
手術、どうか成功しますように。

循内先生が扉を開けて、二人を招き入れます。
(先生、とってもお疲れみたい。大丈夫かしら)
超能力者みたく、私に人を癒す力があれば、先生を癒してあげたい気分です。

女の子達が退室すると、診察室の灯りが消えました。
循内先生、お疲れ様でした。

明かりが点いているのは、呼内先生の診察室だけになりました。
診察日、今日を指定してしまって、なんかすみません…。

呼内先生の診察室から、患者さんが出てきました。
(次かな?)
でも、なかなか呼ばれません。
(急変の患者さん対応じゃなければ…検査結果が悪かったってこと?)
ドキドキしながら待ちます。
あれこれ想像してしまい、本の内容が全く頭に入ってきません 笑

「お待たせしました。調べていたら遅くなりました」

まずは、CT検査の結果。著変なしとのこと。
(なんだ。検査結果が悪かったのかと思ったけど。
 変わりなかったんだー。良かった)

安堵したのも束の間。
血液検査の結果が悪かったとのこと。
先生が調べていたのは、血液の方でした。

総ビリルビンと白血球の数値が高くなっており、炎症反応も出ているとのこと。
自覚症状といえば、深夜、気持ち悪くて目を覚ましたこと。
食欲がないこと。
くらい?

呼内先生、あのね、多分だけど。
骨髄が、気まぐれに、ちょっと多めに白血球作っただけだと思うので、きっと大丈夫です。
ってことにしておきません? 笑

総ビリルビンは、これ以上数値が上がると、休薬になるそうです。
白目については、アレセンサ服用開始後、黄色くなったと伝えました(今更)。

呼内先生が、目を見て確かめます。
その時、何故か急に耳がカーッと熱くなりました。
(赤くなっても、マスクしてるからバレない。きっとバレてない…)

「お医者さんに対して、恥ずかしいと思うこと自体、恥ずかしい」

触診や検査時は、自分にそう言い聞かせて、平然とするようにしてるのに。
いつも目を見て話してるのに。なんで?
穴を掘って入りたい気分。

来月はMRIもCTもないから、診察もないものだと期待していましたが、血液検査の数値が悪いので、来月も受診することになりました。
4月、5月は、呼内診察で有休使わずにすむと思ってたんだけど。
残念。

今日の診察は、最後の方(多分)だと思うので、幾つか質問をさせてもらうことに。

・総ビリルビンが高くなったのは、鉄剤服用したからですか?
 →鉄剤服用前から、ビリルビンの値は高くなっていたから、鉄剤は関係ないでしょう。

 ビリルビンは、赤血球が壊れて〜みたいな説明をチラっと見たような。
 先月より数値が上がったのは、鉄剤飲んだ結果、壊れる赤血球も増えたから?なんて思ったりもしたけど。胆石のせい?


・胆石が出来た原因は何ですか?
 私は、コレストロールは高くないのですが…
 →胆石は、コレストロール以外でもできます。

  じゃあ、貧血のせい?ストレス?分からない…。


・「著変なし」は『薬が効いていない』ということですか?
 →「変わりない」ということは効いてるということです。

 昨年迄、脳腫瘍の方は、検査する毎に3割ずつ減少していました。
 減少していた頃は、アレセンサ優勢の時期で。
 「著変なし」は、癌とアレセンサが拮抗してるってことじゃないのかな。
 均衡が破れたら、もう終わりってことだろうから、結構、危うい位置にいるような気がするんですけど…。
 そうでもないのかなぁ。


・アレセンサ服用中断した場合、治療前の状態に戻るのは、何ヶ月後くらいですか?
 →分からない。けど、(私の場合)進行が早いから、すぐ元に戻るでしょう。

 私の癌、そんなに進行早いのかぁ。
 私が俊足だから、癌も俊足なのかも 笑

 もし、今、治療をやめたら、もって1〜2年?
 服用開始時、呼内先生は「私の場合、アレセンサが効くのは2年くらいかも」と仰ってました。
 だとしたら、アレセンサが効いて、今のように身体が自由に動ける期間は、あと1年くらい?
 運がよければ、もっと長いかもしれないけれど。
 もし、次の治療を選択したとしても、「今」と同じ状態で過ごせる可能性は低そう。

 バッテリーの残量みたいに。
 「アレセンサ服用可能な残期間」が、目に見える形で表示されるといいのになぁ。
 センサー当てて、ピコーンって表示されたら、どんなに良いだろう。 

 何不自由なく元気に動ける期間があと1年だとしたら、働いてる場合ではないような。
 元気に過ごせる貴重な一年を、働いて潰したんじゃ、絶対後悔する。
 死んでも死にきれない 笑
 余命よりも、今みたいに、告知前と同じくらい身体を動かせる年数の方を知りたい!
 「今」の私には、健康な人と同じように動ける年数の方が重要なんです。先生、教えてくださーい。


・胃MALTリンパ腫の放射線治療について
 胃MALTリンパ腫の放射線治療を受けた方が「今後乳がんになったら、放射線治療は出来ない」と言われたとのこと。胃に放射線をあてる時、胸にも放射線があたるからだそうです。
 今後、乳がんになったり、骨転移した時に緩和目的で放射線あてたい!と思っても
「胃MALTリンパ腫で放射線治療したから、もうダメです」
 と言われて、骨転移の痛みは耐えるしかないの?
 なんて先まで考えてしまい、質問することに。

 →胃と胸は離れてるから大丈夫。
 (原発巣にも)放射線をあてることはないので、そこは考えなくていいです。
  でも、肺にあたると肺炎になる可能性もあるから、放射線治療をしないですむなら、しない方がいいです。
 
 え…肺炎?
 放射線治療で、肺炎になるんですか?
 それは知らなかったです。
 だったら、やっぱり放射線治療はしたくないです。
 MALTリンパ腫、死ぬまで冬眠してていいからね。


今回、血内先生がカルテに記載した
「肺の治療が落ち着いたら」
という文言に対し、
呼内先生は「肺の治療が落ち着くことはない」と仰ってました。
患者の立場から察するに、お二人の意味する「落ち着く」は、何となく異なるような気がしました。
自分の考えを、相手に寸分の狂いもなく伝えて理解してもらうのって、難しい。

病院に着いた時は風が強かったので、元気に泳いでいた鯉のぼりですが、帰り際見てみたら、ちょっと泳ぎ疲れた様子。

T大病院の鯉のぼりは、大家族でした。
来年、家族が増えてたら面白いな 笑

支払額(再診/呼内)
 再診料                      74点
 医学管理料            360点
 検査料                    172点
 画像診断料             210点
 投薬料                    138点
 負担(3割)        2860円

支払額(薬局/28日分)
 調剤技術料                 136点
 薬学管理料                 208点
 薬剤料                    75768点
 保険内点数              76112点
 負担額(3割)    228340円


2022年 7月  コロナ感染(ワクチン未接種)
2022年10月 人間ドック
2022年11月 人間ドックの検査結果
       →胃MALTリンパ腫の疑い
2022年12月 大学病院で胃カメラ検査
2023年 1月 胃MALTリンパ腫確定
2023年 2月 PET/CT検査
       →胃以外にも病変の疑いあり
2023年 3月 造影CT検査
       →肺がん・転移の疑いあり
       骨髄検査
       →問題なし
       気管支鏡検査
       脳造影MRI
       →肺癌 ステージⅣ ALK
2023年 4月 超音波エコー・造影CT検査
       →胆石、胆嚢ポリープ、数個
アレセンサ服用開始
2023年 5月 脳造影MRI
       →脳腫瘍(2.1センチ➡︎1.4センチ)
2023年 6月 造影CT
       →原発巣、縮小
2023年 7月 脳造影MRI
       →脳腫瘍(1.4センチ➡︎1センチ)
2023年 9月    造影CT
                        →原発巣、縮小
2023年10月 脳造影MRI
       →脳腫瘍(1センチ➡︎0.6ミリ)
2023年12月 インフルエンザ(予防接種未接種)
2024年  1月     造影CT/造影MRI
       →脳腫瘍大きくなってる??
2024年  2月     胃カメラ
       →腫瘍(2.5ミリ)一年前と変わらず?
2024年  3月     造影MRI
       →脳腫瘍(0.8ミリ)
2024年  4月     造影CT
       →著変なし

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