呼吸器内科(14) 診察

今日は、呼吸器内科の診察日。

連休前から風邪をひいてしまい、二週間近く経つのに、なかなか治りません。
「バカは風邪引かない」を体現するかのように(笑)、例年、あまり風邪は引かなかったのですが…。
今年は、よく風邪を引くようになりました。
特に連休前。
「連休は、どこかにお出かけしよう♪」
と、あれこれ考えていると、決まって、前日から具合が悪くなります。
これはもう身体が
「人混みに行っちゃダメ! おとなしく家にいなさい!」
と警告して、風邪の症状を出しているに違いありません 笑
なので、連休明けたら治るだろうな、と思っていたのですが…
何故か、今回は、なかなか治らず。
帰省する前には、せめて人間ドック迄には治らないと…。
検査日が延期になったら、また、血内先生にご迷惑かけちゃう。
(身体さん、きいてる?? 協力してねー。お願いしますよー)

風邪の症状もあるので、今日は診察直前まで、キャンセルしようか迷います。 

先生にうつしちゃうといけないから、予約キャンセルした方がいいのかな?
でも、それって風邪を言い訳にして、ホントは通院したくないだけ?
通院と思わないで、病院に遊びに行くと思ったらどうだろう。
うーん。
じゃあ、病院ではなく、呼内先生に会いに行くと思うのはどう?
よし! 
私は呼内先生に会いたい。
だから、病院に行くのだ。

と、自分に暗示をかけて(笑)、なんとか病院に足を向けます。

会社の最寄り駅に着くと、ホームに人が溢れていました。
手前の駅で緊急停止ボタンが押された模様。

(あ……。これは、病院に行くなってことかな…)

と、ついつい病院に行かなくてすむよう、都合よく解釈してしまいます。

(いけない。いけない。先生に会いに行くんでしょ?先生に会いたいでしょ?)

と、ホームに滑り込んできた電車に乗客が押し寄せ、すぐに満員状態に。
急いでないので、一本見送り、次の電車に乗車します。
が、T駅で途中下車して、寄り道することに。
(決して、逃げ出したワケでは…ない…笑)

駅構内には、初めましての美味しそうなお土産が並んでます。 
(今度帰省するときに、買って帰ろうかな)
と、隅っこの方で生もみじ饅頭を期間限定で販売してました。
「今日から販売開始です」という言葉を耳にして、
(これはもう買えってこと? このためにT駅で下車したのかも)
と、勝手に運命感じて、買うことにしました 笑

立ち寄る前はお客さんが誰もいなかったのですが、私がお会計するときは、少し行列が出来てました。
誰か一人が立ち寄ると、お客さんが足を止めやすくなりますよね。
なんだか、お店の売り上げに貢献した気分 笑

気温は下がりましたが、日差しは痛いくらいに眩しい11月の昼下がり。
日傘を持たずに出たことを若干後悔しつつ、U駅に降り立ちました。
U公園の蓮の葉は、日陰のあたりは枯れていました。
先日、100年ぶりの夏日を記録したとはいえ、冬の足音は確実に近づいています。

採血室は、受付で番号を受取り、自分の番号が表示された席で採血してもらいます。
どの席に座ることになるのか、その日によって違います。
今日は、採血室の真ん中あたりの席。
採血管?が、機械の中をお行儀よく並んで流れていくのが見えました。

「意外と遠くまで、流れていくんですね」
「そうなんです。検査によって、運ばれる部屋が違うんですよ」
「検査によって違うんですか?」
「はい。一番近くの部屋はすぐそこで。遠くの部屋はもっとずっと先なんです」
「もっと先まで? すごい」
「バーコードで読み取って。自動で流れていくんですよ。工場みたいでしょ?」

採血後、技師さん達はいつも「(止血シール貼る前に)入れてきますね」と機械に採血管を入れに行きます。
機械に入れたら、即、分析開始してるのかと思ってました。
意外!!
各部屋には技師さん達がいるのかしら。
あれ???
調べた後の血って、どうしてるんだろう?
一人一人の採血量は少なくても。
毎日、これだけの人数を採血してたら、かなりの量が集まりますよね。
廃棄するにも、どうやって?
もしかして、研究棟には吸血鬼がいたりして。
吸血鬼に、毎日、採れたて新鮮な血を与えて…。
血の種類(性別、年齢、既往歴等)によって、吸血鬼の反応がどう変わるのか実験してるとか…。
なんて、想像すると面白いけど。
流石のT大も、吸血鬼は捕獲してるワケないか 笑
今度、技師さんに質問してみよう♪
次回通院する楽しみが出来ました 笑

それにしても、技師さん達は、採血中、ずっと立ちっぱなしなんですね。
座ってだと、やり辛いのかな。
足腰痛くなりそう。 
ちゃんと休憩取れてるのかな。

待合室には、患者さんが沢山いましたが、中待合室には殆どいらっしゃらず。
ひっそりと静まり返ってました。

呼内先生に呼ばれてドアを開けます。
が、中に入るのを、一瞬躊躇してしまいます。
直前までキャンセルしようとしたことへの後ろめたさだったり。
先生に風邪をうつしちゃうといけないから、近づかない方がいいのかな?と思ったり。

今回は、風邪の症状が長引いてること、アレセンサを勝手に休薬・減薬してることもあり、説明するよりも書いた方がいいかな?(話すの下手だから 笑)と思い、メモを渡します。

コロナ検査について聞かれたので、「やってません」と答えると
「コロナ検査はやって欲しかったです」と…。
す、すみません…。
次回から、気をつけます。
でも、市販のコロナ検査薬って、正確なんですか?
なんか疑わしいと思ってしまう 笑

質問を書いた用紙も持参してはいたのですが、長居して先生に風邪をうつしてはいけないと思い、質問は断念することに。

質問は諦めますが(笑)、先生、お願いしたいことがあります!
わーん。怒られたり、呆れられたりしたらどうしよう。
ドキドキしながら、お願いしてみました。
呼内先生、快く応じてくれました。
良かったー♪

肺癌患者になって、たったの半年程度なのに、なんだか疲れちゃいました。
今までの日常生活に、ただただアレセンサを一日2回服用しているだけなのに。
他のがん患者さんと比べたら、全然大したことしてなくて。
しかも、副作用はないに等しくて。
肉体的にも精神的にも、耐えがたい痛みや辛さは、これっぽっちも経験してないのに。
治療や副作用に耐えながら、生きたいと望んで、毎日、一生懸命生きている患者さんもいるのに。
私は、全然頑張ってなくて。
今までの日常生活をただ過ごしてるだけなのに。
なのに、疲れたとか思ってしまうなんて。
もっと、ちゃんと、しっかり生きなきゃ。
と、思っても。
全然出来なくて。
私ってなんでこうダメダメなんだろう。

でも。
全然頑張ってないのに。
こんなダメダメ人間にもかかわらず。
先生に、頑張ったって(半ば強制してでも 笑)褒めてもらえたら。
通院も採血も、逃げずに、頑張れそうな気がします。
挫けそうになったら、先生の言葉を思い出して、頑張ります。
ちゃんとお薬も飲みます。

改めて、アレセンサ、ちゃんと飲まなきゃ、飲ませて頂こう、と思いました。


呼内先生
いつもありがとうございます。
私が半年間、通院出来たのは。
今までと変わらない日常生活を過ごすことが出来たのは。
優秀なアレセンサだけでなく、呼内先生のおかげでもあります。

先生がものすごくイヤなお医者さんだったら、私、3回目の診察あたりで逃げてました。
(これは、断言できます 笑)

私みたいな面倒な患者、出来れば担当したくないでしょうけど。
でも、先生が
「仕方ないなぁ。これも何かの縁だ。まだまだ診てやるかぁ」
と思っていただけるなら。
もう暫く、先生がこの病院にいる間だけでも、私の主治医でいてくれるといいな。


支払額(再診)
 再診料                        76点
 医学管理料等   360点
 検査料      575点
 画像診断料    210点
 投薬料      138点
 負担額(3割)     4080円

支払額(薬局/28日分)
 調剤技術料                 96点
 薬学管理料    205点
 薬剤料     76020点
 保険内点数            76321点
 負担額(3割)   228980円


2022年 7月  コロナ感染(ワクチン未接種)
2022年10月 人間ドック
2022年11月 人間ドックの検査結果
       →胃MALTリンパ腫の疑い
2022年12月 大学病院で胃カメラ検査
2023年 1月 胃MALTリンパ腫確定
2023年 2月 PET/CT検査
       →胃以外にも病変の疑いあり
2023年 3月 造影CT検査
       →肺がん・転移の疑いあり
       骨髄検査
       →問題なし
       気管支鏡検査
       脳造影MRI
       →肺癌 ステージⅣb ALK
2023年 4月 超音波エコー・造影CT検査
       →胆石、胆嚢ポリープ、数個
アレセンサ服用開始
2023年 5月 脳造影MRI
       →脳腫瘍(2.1センチ➡︎1.4センチ)
2023年 6月 造影CT
       →原発巣、縮小
2023年 7月 脳造影MRI
       →脳腫瘍(1.4センチ➡︎1センチ)
2023年 9月    造影CT
                         →原発巣、縮小
2023年10月 脳造影MRI
       →脳腫瘍、縮小

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