久しぶりのパート

私が出産後パートとして社会に復帰したのは下の子供が小学生に入学してすぐ。
実に10年ぶり。
販売の仕事です。

それまで専業主婦を楽しめるほど立派に家事や料理をできるわけでもなく、
社会と隔絶されてるようななんとも言えないモヤモヤした気持ちをずっと抱いていたので
採用の電話をいただいたときは飛び上がるほど喜びました。

週3日6時間契約。

張り切って出勤するのですが…
10年社会と離れていた期間は
時代もすっかり変わっていました。
馴染めなかったり戸惑ったり空気読めてなかったり。
「いらっしゃいませ」
が恥ずかしくて小声しか出せず怒られたり…


とにかくやらかしまくりました笑
かつては種類は違えど同じ販売で働いていたのにこの出来なさ具合はなんだろう。

当時の店長は女性で気分屋(スタッフは全員女性)。
勝手に商品を並べると怒られ、
聞くと「それくらい自分で考えて」と怒られ、
自分に自信がないからとにかく確認したくなるんですよね。これといった正解のないディスプレイ作りとか。苦手でした。

ある日その店長から(私的には)理不尽にドカンと怒られた時に
あ、もうやめよう!
と決意。
まずは副店長に辞める旨を先に伝えたところ
店長は来月で辞めて自分が店長になるからもう少しだけ頑張ってほしい、
と引き留められたんです。

副店長も厳しい人だったけれど体育会系の厳しさ。

結果このお店ではその後10年続けることができました。

続いた理由はひとえに(今と比べたらの)若さと勢いだと思います。

それまで子育てて自分を誤魔化しながらお付き合いしていたママ友繋がりとは違う、
「自分自身」の居場所。
働くことはやがて自分が自信を取り戻す場ともなっていきました。

住んでた地域が意識高い系ママさんが多い地区だったのもあり、
子育ても劣等感や焦燥感が半端じゃなかったです笑

今でこそ自分は繊細気質
毒親育ちだった
アダルトチルドレンなんだ、
と客観的に落ち着いてみられるようになりましたが
当時は子育ても必死、「普通」のお母さんでいなければ、子供も「普通」に育てなければ、
でもうまくやれない理想と現実のギャップ。

次回はそこに焦点をあてて書き出していこうと思います。

読んでくださりありがとうございました。

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