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にじさんじ甲子園の「マンネリ化」について

まえがき

こんにちは。仁志乃波良です。

ついに今年で4回目の開催となったにじさんじ甲子園。パワフルプロ野球内のゲームモード「栄冠ナイン」をゲーム内時間3年間プレイし、にじさんじライバーをもとにした選手でチームを作成。その後対戦させる(にじさんじ非公式wikiより引用)というにじさんじ屈指の名物かつ大人気企画である。

この4年間でいくつもの名場面を生み、成長してきたにじさんじ甲子園(以下にじ甲)。しかし、これだけ長く愛されてきたコンテンツだからこそ、マンネリ化からは逃れられない。既に一部の視聴者からは指摘されている問題である。今回は、なぜマンネリ化と言われるのか、その要因について考えてみる。

※筆者は栄冠ナインを数百時間プレイしており、栄冠ナインの知識については最低限所持しています。また、各ライバーさんの配信では一切コメントしておりません。

原因は「椎名唯華」?

まず、マンネリ化と言われるひとつの要因として、「各監督のインフレ」がある。半端なチームは選手(ライバー)のためにも、視聴者のためにも作れないということもあり、各監督の勉強量がすさまじく、采配も全くミスがみられない。ある噂では、にじ甲によって栄冠ナインの検証班が活発になるらしい。すごい。

また、選手側もインフレしている。2022年から「地域ドラフト」が行われたため「転生選手」にもばらつきが生まれ、その結果毎年いい意味でバケモンみたいな選手が生まれている。

特に椎名唯華さん。あれおかしいだろ。普通に。栄冠100年進めても出来るか出来ないかのプレイを毎年するんやもん。そんなん出来ひんやん普通。

例に漏れず、他の高校も下振れが気にならないほどあり得ないプレーを連発しており、主催も発言していたように、「今年以上はないだろ」を毎年繰り返している。

監督色が出ていない?

栄冠ナインというゲームの仕様上、最初に走力を上げ、ミートを上げ、内野陣は守備力を上げ…というようなテンプレが完成されてしまっている。その方が勝ちやすくなるのが確かなので、監督としてはしない理由が無いのだが、そうなると監督によるチームの「色」がなくなってしまう。

逆に、監督の色という点で印象的なのは2021年の加賀美実業高校。「激打」をテーマにしたチームを目指し、最終的にベンチ入りした野手13人の走力の平均値はDの約51。

「威圧感+カット打ち」や「根性〇+尻上がり」、「両打ち打席変更」のような作戦も出尽くした感があり、個人的には少し寂しい。

希望はKONAMIに託された


最後はシステム上の問題だ。にじ甲2023では、監督の人数が前年の8人から2人増え、10人での開催となった。この背景には、よりスケールアップしたものを提供したいという想いもあるだろうが、マンネリ化の解消を図った側面もあると思う。ただし、来年からも監督を増やし続けるというのは現実的な話ではない。

また、上記の地域ドラフトも含め、オールスターにフレッシュオールスター、公式観戦配信やグッズ販売に協賛にプロによる実況などなど、

あとやることある?

といった状況に(このままだと)なりかねない。運営の労苦は我々視聴者には計り知れないが、コンテンツとしての伸びしろが少なくなってきているのは確かだ。

となると、期待すべきはそう、我らがKONAMI!来年度にはおそらくパワプロ2024が発売となり、今秋には栄冠ナインのスマホ版がリリースされる。栄冠ナインそのものに何らかの変化があれば、にじ甲もより面白くなるはずだ。

僭越ながら改善策を

以上が筆者によるにじ甲の考察である。にじ甲がエンタメとしてさらなる進化を遂げることを心から願っているし、このnoteがただの杞憂に終わることだろうと自分でも予想している。

だが、その上であえて!にじ甲をもしリニューアル&パワーアップするにはどうすればいいだろうかと筆者なりに考えてみた。

・にじさんじ以外のライバー招聘
シンプルに他箱の方やにじさんじに関係のない方が来たら盛り上がるだろうなという。そもそも天開司もにじさんじ所属じゃないしね。ただし、他箱リスナーvsにじ推しリスナーの抗争は必至。

・トーナメント方式
現実での甲子園はトーナメントだし、という考え。しかし、チームによって試合数が変わるという問題はある。

一応、ダブルイリミネーション方式という、下図のような方式のトーナメントがあるのだが、これを採用すれば全チーム最低2試合はできるものの、同じ対戦カードが続く可能性があるという問題点もでてくる。

ダブルイリミネーション方式のトーナメント

・DH制+助っ人制度
各チーム1人だけ他チームから助っ人を招集することができるというルール。打線の厚みを改善したり、キャッチャーBやAを補完したり出来るため、駆け引きが生まれる。野手だけに限定するのが良さそう。ただし、チーム感が薄れるのでもし候補に挙がっても即却下されそう。

・タッグマッチ制度
監督とコーチ、みたいな感じで2人のライバーが共同してチームを育成していくというもの。采配で困った際に地獄みたいなコメント欄を見ることが減ったりするのがメリットだが、2人のライバーさんのスケジュール合わせが面倒くさそう。

あとがき

ここまで色々書いてきたが、当然筆者は単なる1人の視聴者に過ぎないし、人によっては害悪杞憂民だと思われるかもしれない。

多分そうかも。

見返してみたら結構印象悪いかも。気分を害された方が居られましたらこの場を借りて謝罪致します。

何かご意見等あれば罵詈雑言から誹謗中傷まで幅広くお受けいたします。何卒。

参考URL
にじさんじ非公式wiki

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