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児童精神科医だった母の仕事

次世代ファミリーコーチのベアちゃんです。

今日は 児童精神科医だった母の仕事を少し お話させていただければと思います。



前書き(ベアちゃんの今の気持ちなど)

 ベアちゃんは 実母が70代で癌になった後、実家に移り住んで母と同居し いろいろ支援しているという人です。(ベアちゃんの父は母が癌になる前に他界)。
 母の癌は手術・放射線治療を一定期間続けたのちは 少し残っているらしいものの一切転移や進行がなく、今は 食事を細かく刻んで出す、風呂の時湯舟の出入りにちょっと手を貸す・・という程度の介護で済んでおり、ベアちゃんは在宅勤務会社員を続けられています。

 ベアちゃんの母は働く女性の先駆けで、児童精神科医としてある都道府県の児童相談センターの技術次長(専門家としての最高職・管理職)を定年60歳まで勤めあげた後、私立大(保育士の育成など実施)で小児保健衛生の教鞭をとり、72歳でそちらを退職しました。(癌でなければもう少し勤められたかもしれないらしい。)

 ベアちゃんの母は仕事の資料に愛着が強く、多数の資料が家に残っています。昨今さすがにベアちゃんと姉とで少しづつ処分しているところなのですが、見ると、今の学校教育の課題や子育ての悩みと同じものが多く、児童相談センターでの仕事ぶりがよくわかります。(ベアちゃんにとっては・・実はあまり良い母ではなかったのですが・・今では・・社会のためにお仕事してご苦労さま‥と頭がさがる思いがするようになりました。)
 本noteでは 論文や出版物として公表されているもののうち、今の学校課題にもつながっていそうなものを 少しスキャンして公開させていただきます。ダウンロード部分は 次世代ファミリーコーチングnoteのメンバーシップにご加入いただいた方のみとさせていただいておりますが、行政の児童相談センターがずっと以前から扱っている課題について タイトルから雰囲気だけでも感じていただければと思っています。
児童相談センターが扱っている課題は 巌のように社会に立ちはだかって、変化するものも変化しないような繰り返されるものもあるのだろうと思いますが、母もその課題(巌)をうがつ雨だれのひとつとして大いに頑張ってきたのだと思います。本投稿が どなたかのお役にたてることを願っております。


●児童精神科医という仕事に興味がある方。(小学生でも 中高生でも大人でも!! 未来の児童精神科医のお役にたちたい!)

●行政の児童相談センターのやっていることに関心がある方。(母は引退後20年ですが・・定年まで長期にわたり勤め上げましたので、昔話と割り引いても深い話を聴くことができます。虐待時通報後どうなるの?なんてこと・・母に語ってもらうとイロイロ考えさせられます。)

●里親に興味がある方。
(今回提供資料には里親関連はありませんが、お求めに応じていろいろ資料ご提供できます。母は里親のすべてを知っていますので。。)
不妊のご夫婦で真剣に里親をご検討の方
里親に興味はあるけどできる気がしなくて悩んでいるという方
何かお役にたてるのではないかと思います。

●専門家(児童精神科医や行政)が 崩壊家庭・再構成家庭・養親・継親との親子関係問題・性的虐待・10代の妊娠・校内暴力・低年齢での万引き・嘘・癇癪・反抗・・などにどう対応するのか・・興味がある方。
※上記は・・今回資料内の記述の抜粋です。
母はこういう困難事例のご家庭を多数助けようとしていたようです。
行政の児童相談センターの管轄は18歳までなので 我が家は管轄から外れてしまった20歳くらいの男性(戸籍無)をしばらく支援したことまであります。(母のボランティア活動ですね。)この時は すでに結婚していた私も少し関与しました。でもこの方(無戸籍男性)は御礼も言わずに頓挫してしまったのですよね。ベアちゃんも「支援ってとても難しい」と心より感じた体験でした。

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ベアちゃんは、医者を志さなかったので 母の知見を引き継ぐことはできておりませんが 今、次世代ファミリーコーチングのコーチとしてコーチングのスキルを学び、自分の子が無事成人した今も、これからの子どもたちのために何かしたいと思っているのは・・もしかしたらこんな母の娘だからなのかもしれません。

それでは資料どうぞご査証ください。
資料の概要説明まで無料で読めます。noteアカウントを作成して500円の有料としていただければ 資料のダウンロードができます。(全部でも一部でも)
論文は・・学会内でしかその評価はできないかもしれない(一般人が読んでも役にたつかわかりません。)が 専門家はこういうことを考えていたのか、ということはわかります。ずいぶん昔なので、今は違うかもしれないのでその点はご了承ください。

提供資料の説明


(資料1)母の 児童相談センター技術次長の職を退職時の振り返り資料
(太平洋戦争時に幼児だった母、小学校お受験をさせてもらえて合格したのに疎開せねばならず、心残りだったようです。戦前から小学校お受験は過熱するところは過熱していたようです。)

(資料2)(母の論文) 児童相談所とAD/HD

(資料3)月間学校教育相談 1989年9月号 ※サムネ画像参照
特集 登校拒否で閉じこもっている子へのかかわり

(資料4)月間 教育心理 VOL38/No5 1990年5月 ※サムネ画像参照
 特集居心地の良い学級


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