函館SS、エプソムC レース回顧

函館SS

馬場傾向振り返り

1回函館 馬場レベル推移

レース当日、芝:、天候:曇りでスタート。2000m対象の馬場差は-1秒2、当レース馬場差は-0秒7、タイム差±0、完全タイム差+0秒7、基準タイムは1.07.5なので速い時計の出やすい馬場コンディションでした。

ラップタイム振り返り

過去4年平均ラップタイムと今回ラップタイム

走破タイムが1.08.2、前半通過タイムが33.0-44.5、後半上りタイムが46.0-35.2でラップだけ見ればハイペースだったのかなと思いますが、前半通過タイムは特に速いと言う事でも無かったので上り3F35.2G3にしてはかかりすぎかなと感じました。

騎手、陣営コメント

<キミワクイーン=1着>横山武騎手 開幕週でしたから、前がどうかなと。それでも素晴らしい伸びを見せてくれました。真面目な子。本当に助けられました。

<ジュビリーヘッド=2着>西村淳騎手 いいスタートが切れたし、4コーナーの手応えも良かった。直線に向いてもう一度加速したが・・・。悔しい。

<トウシンマカオ=3着>鮫島駿騎手 内枠を生かそうとポジションを取りにいったが、結果的にハイペースになって、後ろの馬の展開になってしまった。人気に応えられず申し訳なかったです。

<カイザーメランジェ=4着>吉田隼騎手 じっとしていれば一瞬いい脚を使う馬。ごちゃついたのがもったいなかった。

<ブトンドール=5着>池添騎手 気合をつけながら中団を追走したが、外から一気にかわされた。距離は久々で少し忙しかったが、慣れてくれば。

<ディヴィナシオン=6着>松田騎手 頑張っている。6着だけど、いい脚を使っている。どこかでかみ合えば。

<ヴァトレニ=7着>幸騎手 ポジションはイメージ通りだったが、そこを取るまでに脚を使ってしまった。

<リバーラ=8着>M・デムーロ騎手 じりじり伸びるタイプだし早めに行ったが、行きすぎた。

<ムーンプローブ=9着>北村友騎手 スタートが速かったから行ったが、展開が厳しくなった。

<ウォーターナビレラ=10着>武豊騎手 着順こそ悪かったが復調の兆しは見えた。やっぱり距離も合う。

<サトノアイ=11着>富田騎手 しまいはいい脚を使っていた。もう少しうまくさばけていれば。

<カルネアサーダ=12着>角田和騎手 大外枠は本当にしんどかった。内枠なら違ったと思う。

<レイハリア=13着>亀田騎手 1歩目は速かったが、そこからスピードに乗っていかなかった。

<ヴィズサクセス=14着>岩田康騎手 展開的にきつかった。内でガチャガチャしてかわいそうだった。

<テイエムトッキュウ=15着>津村騎手 ハナに行ったが、途中でハミを取らなくなった。

<ジャスパークローネ=16着>浜中騎手 展開がきつかった。

エプソムC

馬場傾向振り返り

3回東京 馬場レベル推移

レース当日、芝:稍重、天候:でスタート。4R、5R、8Rは小雨、当レースは曇り、2000m対象の馬場差は-1秒4→-0秒9、当レースの走破タイムが1.45.5、当レース馬場差は-0秒9、タイム差-0秒1、完全タイム差+0秒8、標準タイムが1.45.6、基準タイムは1.44.7。馬場状態は稍重でしたが高速馬場とまでは言えなくても、速い時計の出やすい馬場コンディションでした。

ラップタイム振り返り

過去5年平均ラップタイムと今回ラップタイム

走破タイムが1.45.5、前半通過タイムが34.9-46.4-58.3、後半上りタイムが59.1-47.2-35.2で平均ペースでした。走破タイム自体は水準のタイムが出ていますが騎手のコメントをみると馬場の影響が少なからず有ったようです。ジャスティンカフェはスタート最後方からゴール前1馬身1/4差をつけての完勝でした、この舞台では力が違いましたね。

騎手、陣営コメント

<ジャスティンカフェ=1着>横山和騎手 追い切りに乗せていただいたので、何も不安なところはありませんでした。ジャスティンカフェの走りやすいペース、位置取り、そしてリズムを大事にしました。しっかり差し切って力を見せてくれたので、結果を出せてよかったです。

<ルージュエヴァイユ=2着>石川騎手 枠順と今日の馬場状態を考えて、前のポジションを取りたかった。大外枠だったので腹をくくって行けました。すごくいい馬なので、勝ちたかったです。

<マテンロウスカイ=3着>松永幹師 いい競馬ができました。できれば賞金を加算したかったですが、堅実に走ってくれましたね。ゲートのタイミングが合わなかったけど、番手で折り合っていたし、次につながる競馬ができたと思います。

<レクセランス=4着>木幡巧騎手 賢い馬で、自分のリズムで走ろうとしていたので、気合をつけて競馬をしました。追って追って最後まで伸びて、頑張ってくれましたね。一気に距離を短縮して、これだけやれたことで(レース選択の)幅が広がったと思います。

<エアロロノア=5着>田辺騎手 返し馬のときにこういう馬場でスピードに乗りにくい感じがして、それが位置取りに影響したのかもしれません。最後は詰めてきているのですが・・・。

<ヤマニンサルバム=6着>三浦騎手 前に壁を作って、いい形で運べました。力がある馬なので道悪でもリカバリーしてくれましたが、パンパンの馬場で走らせてあげたかったです。

<インダストリア=7着>ルメール騎手 冷静に走れませんでした。一生懸命過ぎるし、馬場も合ってなくてうまく走れなかった。

<ヤマニンサンパ=8着>杉原騎手 出来はすごく良かったです。馬場の悪いところで加速できなかったけど、一番外に出た後はいい走りになりました。重賞を勝てる背中をしている馬だと思いますし、乗せていただいて感謝してます。

<フィアスプライド=9着>菅原明騎手 今日は休み明けでフレッシュだった分、ゲートを出て、ハミがかりが良かったです。もう少し脚をためられればもっと脚を使えたと思います。

<ガロアクリーク=10着>石橋騎手 欲をいえば、1回使えていれば去年のように走れたかもしれません。それでも1年ぶりでこのメンバー相手に見せ場があった。このまま無事なら。

<エアファンディタ=11着>戸崎騎手 進みが良くなくて、位置が後ろになってしまいました。勝負どころで外に進路はありましたが、手応えが良くなかったので内へ行ったのですが。

<レインフロムヘヴン=12着>レーン騎手 リズム良く運べました。手応えもあったけど、最後は甘くなってしまった。馬場を気にしていたのかもしれない。

<カワキタレブリー=13着>松山騎手 スタートが良く、中団で運べた。勝ち馬と一緒に上がっていけると思ったが、距離の分か、最後は苦しくなりました。

<ラストドラフト=14着>松岡騎手 最初から前に馬を置かないといけないタイプで、内に入れるのに手間取った。馬の感じは良く、チークピーシズ着用で集中力もアップしていたけど、外枠が厳しかったです。

<ショウナンマグマ=15着>吉田豊騎手 スタートが決まって、(ハナヘ)行くことができました。力まずに運べていたし、こういう馬場は合っていると思ったので、もう少し頑張ってくれると思ったのですが。

<ピースワンパラディ=16着>大野騎手 終始手応えがなかったです。馬場の悪いところを通った影響があったのかもしれません。

<トーラスジェミニ=17着>木幡育騎手 スタートから追走できましたが、コーナーで他馬が来ると、やめている感じ。最近では一番よく競馬ができました。

※コメントは日刊スポーツさん極ウマプレミアムからの転用







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