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トゥラミンの真贋1

 今年からラズベリーを育てようと思い数株入手した。
 ラズベリーについて調べてみると品種がいくつもある。その中でも味で最高峰の評価を得ているのがトゥラミン(トゥラミーン Turamin)だった。
 どうやらトゥラミンは個人輸入かネットオークションかネットフリマサイトから手に入れることができることがわかった。
 個人輸入は少し調べただけでハードルが東京タワーぐらい高いことがわかりフリマかオークションで探すことにした。
 根気よく1時間ほど探すと運よくフリマで見つかり一株手に入れることができた。無邪気に喜んでいたがどうやらトゥラミンを調べていくとトゥラミンとは違う品種がトゥラミンとして出品されている事例が多数あるという。
 つまり偽物だ。そこで不安になった私はさら2株手に入れた。入手先はそれぞれ別の方からである。
 これだけあれば一つぐらいは本物があることを期待したい!お願いだ本物であってくれ、全部!
  さてせっかく複数のトゥラミン(仮)を手に入れたのだから本物かどうか成長に合わせてここで比較していくと思う。
 幸いありがたいことにトゥラミンの詳しい特徴をネットで記事にしている御方がいらっしゃったので参考にさせていただこうと思う。

 1・プリモケーンと呼ばれるその年に根元から生えてくる茎に柔らかい赤いとげが生えているそうだ。ただし赤い棘はトゥラミンだけの特徴ではなくほかの品種、例えば入手しやすい品種インディアンサマーにも生えているらしくこれだけで判断はできないそうだ。
 2・フロリケーンと呼ばれる前年生えたプリモケーンつまり2年目の茎にはほとんど棘が残っていないそうである。そこから生える枝に花芽が付き実がなる。その枝には棘がほとんどない。しかしこれは手に入れたすべての株が1年目のプリモケーンだけのようなので判断材料にならない。使えるのは来年からだ。
 3・トゥラミンは一季なりだ。ラズベリーには一季なりと二季なりと二種類ある。一季なりは一年目の茎、プリモケーンには実がならず二年目の茎、フロリケーンに花が付き実がなる。
 二季なりはプリモケーンにも花芽実がなり、二年目のフロリケーンにも花芽と実がなるそうだ。ここは今年実が成ってしまうとトゥラミンではないとはっきりする材料だ。

 つまり今年は真贋を見定める注目するべき所は一季なりか二季なりか、今年花芽が付くかどうかだけのようだ。
 この後それぞれの株の写真を挙げるがどれも棘は生えているただし現時点で差異はあるが…すごいいや予感がする!個体差であってくれ!


最初に手に入れたトゥラミン一号
プリモケーンが二本出ている後花芽の付きそうにないよわよわなフロリケーン一本有
トゥラミン一号の棘の様子



トゥラミン二号 日本のプリモとこちらも、よわよわフロリ
二号の棘の様子


トゥラミン三号 一本のプリモ こちらも、よわよわフロリ
トゥラミン三号の棘

 入手順に一号二号三号としている。それぞれ手に入れた間が一週間ほど空いているため成長の度合いにも差があると思う。
 それを踏まえたうえで比較してみるとそれぞれ棘の色は赤い。よしよし同じだ。
 しかし棘の長さがトゥラミン三号が短いように思う。すでに違いが…。
 さらに棘の密度にも差があるようだ一号が一番密度が高いように思う。二号はだんだんと先端に行くほど少なくなっているように思う。三号はさらにそこが顕著だ。
 不安が募るが、しかし個体差や成長度合いによって変化していくと期待しようと思う。まだまだ断定するには早い材料が足りない。

 以上で今のところ判明しているところを挙げてみた。もうすこし夏にごろになれば特徴もはっきりと比較できるぐらい成長していると思うのでそこで続きを書こうと思う。

 おまけ

最後に比較用に入手したインディアンサマー
棘は赤いが、3株とは明らかに違う形状の棘だ

 インディアンサマーと比較してみると明らかに違う品種に見える。
 あくまで現時点だが。

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