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ヘミングウェーの名言とトルストイの名言にスキ❤️

『友情の基礎を作るためには、まず女を恋せねばならない』

この言葉を見た瞬間に、20歳の自分が思い出されました。

当時、つきあっていた彼女に『アンタは本当にB型人間じゃな。全然、人の話を聞けへんな』とよく言われていました。

彼女は広島県福山市出身で、コテコテの広島弁だったので、怒ると恐かったです。
そして、同棲していたことこともあり、私の性格的短所をズバズバ指摘してくるのです。
こう言ってしまえば、私が尻にしかれているように聞こえてしまいます。

しかし、男女間にはどちらかに優位的意識が必ずあると思うし、その次第によって、自分自信がどのような人間かを知ることができると思います。

私の彼女(聖子)は『ルソーの名言にスキ❤️』でも紹介しましたが、目の覚める様な美人だったので、『私がつきあってあげているのよ』という意識があったと思います。もちろん私も絶対に逃すものか、という意識がありました。

トルストイの名言にこうあります。

『自分の欠点を、すべてよく知っている人だけが他人の欠点に対しても正しく振る舞いうるのである』

彼女は上位意識があるせいか、言いたいことと言うか、思いついた全てのことを私にぶつけてきました。逆に私は下位意識があったので、『自分だって、わがまま放題しとるやんけ』と頭に浮かんでも、意識がブレーキをかけてくるのです。

ヘミングウェイとトルストイが言いたかったのはここの部分だと思います。

私は彼女の短所を指摘できなかったという面において、その恋愛で学習できたことは少なかったと思います。

逆に私は、それまで自分という人間を知らずに20年生きてきたので、友人に傷つける言葉を平気に言ったりして、疎遠になった人もいました。

しかし、彼女が指摘してくる私の言動に客観性を身につけさせられたと思います。

どんな歴史的偉人にも、色とりどりの恋愛遍歴があります。
『英雄色好む』と言いますから。
幕末の英雄坂本竜馬も、恋多き人で知られています。
竜馬と同郷の土佐人中江兆民は『竜馬は梅毒だった』と言っています。

奥さんのお竜さんとの間に子供はいませんが、私は竜馬のDNAを持っている人は日本中にいると思っています。

戦国大名の女好きは有名ですね。織田信長が二刀流だったことは、有名ですが、たいていの大名がそうだったそうです。
私は北辰一刀流ですが。

余談がすぎましたが、男というのは、女性から自分という人間を知らされることが多いように思います。言わば鏡です。

それも、鏡のように容姿も性格も、ありのままを写し出してくれるのです。
これが、男友達だと鏡が雲って正確に写し出してくれないのです。

何故同性だと、言いたいことが言いにくいのでしょうか。
おそらく、友人は1人ではなく数人も数十人もいて恋人程に1人に対しての情をかけていないという理由と、友人に短所などを指摘すると、それが元で関係の悪化を懸念するからだと思います。

同性には許されなくて、恋人には許せることが、男女間の安らぎの1つではないでしょうか。

同性の前では、仕事上のつきあいなど利益がからんできます。
しかし、異性の場合に性的利益は求めることはあっても、男性が女性に経済的利益を求めることは少ないと思います。

男が女性に求めるのは、安らぎと温もりです。社会で戦う企業戦士です。
こう言ってしまえば女性に反感を抱かれますね。現代では、女性も男性同様に社会で活躍していますから。

ただ、私が言いたいのは、男という生き物は、女性によって育まれて、女性によって精神的な充電されていると思っています。
最初は母親から、それから女友達、恋人、奥さんの順番で、女性の力で成長させてもらっています。

ヘミングウェイが言う、『まず女を愛さなければ友情の基礎をつくれない』というのは、恋人ができることで、自分の欠点を知ることができて、欠点に注意しながら友人を作ろうとするための予備知識ができる、ということだと思います。

そして、トルストイの言う『自分の欠点を全てよく知っている人間だけが、他人の欠点にも正しい振る舞いができる』と言うのは、欠点というのは誰しも似通っていると思うのです。

『人前で話すことが苦手』
『人の話を聞くのが苦手』
『自己中心的なところ』
『思いやりがないところ』
など、どれも自分の努力次第で矯正できる短所です。

それを恋人や奥さんが指摘してくれるのです。




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