見出し画像

運送会社の今後

私は現在、大手運送会社の路線務員をしています。2024年問題が話題になる前から、人手不足は懸念されていました。どこの運送会社も求人募集を常時していますが、面接に来る人もいないというのが実情のようです。
その理由は皆様のお察しの通り、きつい割りには給料が安いからです。しかし、近年、その様相は少しずつ改善されつつあります。2024年問題が話題になる前から仕事の時短はどの業種でも実行されており、かと言って少なくなった労働時間分に伴った給料の減額はありませんでした。
私の場合は鳥栖から高知までの定期便で月額平均38万円で、10年前からこの便に乗っていて、ほぼ給料の増減はありません。が、同じ38万円でも、労働時間が10年前と今とでは雲泥の差があるのです。
10年前は片道、物量が多い時は20時間労働の時もあり、寝る時間もわずか3時間という時もかなりありました。
ところが今ではどんなに繁忙期でも、13時間以内で仕事が完了します。時間が激減して、以前と変わらぬ給料をもらっているのは、見方によっては給料が上がったというべきでしょう。
今後、2024年問題でさらなる時短要請がされますが、運転手不足による賃上げがなされるので、働き安い職種へと変わっていくのではないでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?