記憶を辿る

12月12日のこと

12月12日16時20分から産婦人科受診
先月の受診より2週間経った
前回は胎嚢のみエコーで見えた
今回はやっと赤ちゃんが見えて
心拍も確認できるだろう
そして、無事母子手帳をもらいにいけるだろう
と 楽しみな気持ちが大きかった
実は今朝織物に混じって茶褐色の血液が混じっていた
不安だったのでネットで調べると
胞状奇胎 や 流産
とマイナスの情報が多く とっても不安だった

産婦人科受診
胎嚢はあるものの
胎児確認できず
流産との診断が出た。
そのまま自然に出てくることもある
早く手術するのであれば今週水曜日は空いているとのこと
先生が淡々と話しをされる
私も落ち着いて聞かことができた

何か別の人に言われているような
感覚だった
とりあえず主人にも相談したいので
後ほど返事をさせてくださいと
先生に伝え 診察室を出る

ちゃんと赤ちゃんを育ててやらなかったこと
パパを3人のお父さんにできなかったこと
高齢であること
いろんなことがぐるぐるで
実感できてなかった

会計待ちで座っていると
年配の助産師さんが
流産ということで
赤ちゃんが自然と外に出てくることがある
体が外に出そうとする
出た場合はそれをビニール袋などで保管して
持参してください と
お腹が痛くなる 出血をする
など話しをされた
冷静に聞けた

とりあえず来週まで様子を見たいと
火曜日予約なしで来院することを受付の方に伝える

パパはショックだった様子で
最初は受け入れれない感じだった
帰りの車は1人だと泣いてしまいそうだったので
ずっと電話をしたまま帰った

帰ってから いろいろ話して
2人で号泣

しっかりしなきゃいけないこと
いろんなことを教えてくれたこと
またきてくれるよ
がんばらんばね
などなど いろんな話をした
マタニティフォトも撮ろう
明日撮ろう
お腹にいた証を撮ろう と

上の子には何て話そう
命の重さを知る必要はまだないだろうと

軽く話す方がいいだろうと

本当にたくさんの話をした

泣くのをやめて
家に帰宅
いつも通りに接する
眠れないかと思ったけど
意外と眠れた

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