紫蘭 山法師 宝鐸草 春の果 夏近し 行く春

 二日もすれば立夏であるが、今年の春は気温も高く、夏のような日が続いている。夏の季語の花である宝鐸草は散ってしまい、山法師と紫蘭は盛りを迎えている。枯らした思っていた口紅紫蘭が咲き始めた。春の終わりに、そんな花たちを季節混在で詠んでみます。


              宝鐸草早や枯れ果てし春の果

              魔除けにと玄関に置く宝鐸草


              夏近し早や真白な山法師

              行く道の目線に咲きて山法師


              行く春や枯れしと思ふ紫蘭咲く 

              そういえば口紅紫蘭の葉なりしかと


      今日から次男の家族が来ますので、明日のブログは休みます。


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