今日の俳句 新松子(しんちぢり)
停留所でバスを待っていると、今年できた緑色の松笠がたくさん付いていた。「ちぢり」の語源は定かでないが、「縮れる」の意の古語という説もある。緑色の鱗片が木質化してくると茶色くなり隙間ができ(松ぼくり)、その間から種が飛ぶらしい。
![](https://assets.st-note.com/img/1694327630579-LfW706ZWMi.jpg)
バス停の松見上げれば新松子
一節に四つも着きて新松子
燐片の深き緑や新松子
新松子下にはあまた松ぼくり
やがて飛ぶ種を見たきや新松子
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停留所でバスを待っていると、今年できた緑色の松笠がたくさん付いていた。「ちぢり」の語源は定かでないが、「縮れる」の意の古語という説もある。緑色の鱗片が木質化してくると茶色くなり隙間ができ(松ぼくり)、その間から種が飛ぶらしい。
バス停の松見上げれば新松子
一節に四つも着きて新松子
燐片の深き緑や新松子
新松子下にはあまた松ぼくり
やがて飛ぶ種を見たきや新松子
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