今日の俳句 小手毬の花

小手毬を植えている家も多いが、よく通る小径に大きな株がある。咲き始めから見ていると、五弁花が集まった房も最初は小さいが、次第大きくなり、房の数が増えていく姿が面白い。子虫もよく蜜を吸いに来ているのが微笑ましい。


             小手毬や初めは小さき花の房

             小手毬や咲く花の数増える日々

             そよ風に小手毬の枝しなりをり

             小手毬や撫づれば柔き妹の肌

             小手毬のおどろおどろし夜の道


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