写真俳句 柘榴の花

 買い物に行く道の途中で、10mほど脇に入ると柘榴を植えている家がある。庭自体は草ぼうぼうであるが、柘榴の木にはしっかりと花が付いていた。柘榴というと、鬼子母神や中国の王安石の詩『詠柘榴』の「万緑叢中紅一点」を思い出す。花言葉は「円熟した優雅さ」である。


              草茂る庭に柘榴の花たわわ

              緑の葉ありて引き立つ花柘榴

              花どうし競ふ紅さや花柘榴

              情熱の日は絶やすまい花柘榴

              鬼子母神に一輪捧げん花柘榴


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?